ソニー銀行の平均年収は約600万円と推定。ソニーグループだが、子会社の中では若干低い金額。
賞与は年1回支給で、約3ヶ月分が支給。業績連動型であり、さらに個人評価もある程度反映される。毎月の月給にウエイトが置かれている。
年齢別では、35歳前後で600万円に到達。入社5年目の社員は約450万円が相場。
平均年収は600万円前後と算出
ソニー銀行では給与に関する資料は公開されていない。そのため、ここでの年収は推定値ではある。
それでも全従業員で換算すると低く見積もっても、平均年収は600万円前後になる。世間一般の大手企業と比較しすると「並み」レベル。高くはないが、低くもない範囲。
これには基本給・賞与・各種手当(時間外手当、家族手当、通勤手当)などすべてが含まれている。
ソニーグループの機械製品メーカーであるが、親会社の「ソニーグループ」と比較すると平均年収は若干低め。
ボーナスは3ヶ月分
ソニー銀行のボーナスは年間で約3ヶ月分が支給された(2019年度)。年に1回のみの支給となっている。
自動車関連メーカーや一部の電機メーカー等の製造業のように「〇ヶ月分」に完全固定されているわけではない。さらに、1年間に1回のみの支給となっていて、一般的な企業のように、夏冬それぞれ出るわけではない。
業績によって多少変動し、さらに個人評価と部門業績もある程度は考慮される仕組み。
とはいえ、成績が低い社員でも余程のことがない限りは3ヶ月分近くは支給。長期の欠勤や遅刻などがない限り、大幅な減額は基本的にない。
なお、ソニー銀行の給料体系はどちらかというと毎月の月給にウエイトが置かれている。賞与が年収全体に占める割合は小さい。
勤続年数ごとの年収
ソニー銀行の勤続年数ごとの年収の目安は下記の通り。
- 新卒採用3年目:400万円
- 5年目:450万円
- 7年目:500万円
- 10年目:600万円
- 15年目:700万円
- 20年目:800万円
新卒から入社している社員の場合、勤続年数別の年収ベースの金額はこのような感じになる。
中途採用者の場合は、前職の年収が考慮される傾向がある。基本的に前職の給料を引き継ぐような感じではある。
当たり前であるが、残業代(時間外手当)は100%支給される。
年功序列の傾向はかなり小さい。どちらかというと「成果主義」「実力主義」の傾向。毎年目標を定め、その目標への達成率に応じて翌年の給与体系が決まるシステム。
近年話題になりつつある「年俸制」に近い制度でもある。
年齢は一切関係せず、職位および前年の目標達成に応じて、翌年の給与水準が決まる。年功序列が濃い製造業とはかなり異なる。
年齢ごとの年収の目安
ソニー銀行の年齢ごとの年収は下記が目安。
年齢 | 年収 | 月収(基本給) | 賞与 |
---|---|---|---|
20-24歳 | 300-400万円 | 25-30万円 | 40-85万円 |
25-29歳 | 350-550万円 | 25-40万円 | 50-80万円 |
30-34歳 | 500-700万円 | 30-50万円 | 70-100万円 |
35-39歳 | 600-800万円 | 35-55万円 | 80-150万円 |
40-44歳 | 700-900万円 | 40-60万円 | 100-150万円 |
45-49歳 | 700-1,000万円 | 40-60万円 | 100-200万円 |
50-54歳 | 800-1,200万円 | 45-60万円 | 150-250万円 |
55-59歳 | 800-1,000万円 | 40-65万円 | 120-250万円 |
年齢別では、20代のうちは年収が300~550万円、30代は500~900万円、40代は700~1,000万円、50代は800~1,200万円が相場。
いずれも「総合職」で、文系・理系の違いは特にない。
配属部門や役職によってもレンジ幅は異なるものの、各年齢層ごとの平均的な金額は上記の範囲に入るだろう。
最終学歴(大卒・院卒)ごとの年収の差
ソニー銀行の最終学歴ごとの平均年収について、院卒は650万円、大卒(学部卒)は600万円程度と推定。一般的な会社と同様に大学院卒の基本給の方が高く設定されていることが影響。
次に初任給について。院卒・大卒の違いはあるが、職種間では同一金額。
ソニー銀行の初任給
- 院卒(修士了):254,167円
- 大卒(学部卒):241,667円
出典:マイナビ2022「ソニー銀行(株)」
初任給は、一般的な上場企業と比べてやや高い金額。学部卒と院卒の違いは比較的小さい。
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業種 | 会社名 |
---|---|
メガバンク | 三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行、新生銀行、ゆうちょ銀行 |
地銀 | 横浜銀行、千葉銀行、関西みらい銀行、福岡銀行、北陸銀行、北海道銀行、京都銀行 |
信託銀行 | 三井住友信託銀行、三菱UFJ信託銀行、みずほ信託銀行、SMBC信託銀行 |
損害保険 | 損保ジャパン、東京海上日動、三井住友海上、あいおいニッセイ同和損保、AIG損害保険 |
生命保険会社 | 日本生命、明治安田生命、第一生命、住友生命、大同生命、富国生命 |
証券 | 野村證券、大和証券、SMBC日興証券、みずほ証券、三菱UFJモルガンスタンレー証券、東海東京証券、岡三証券 |
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外資系 | ゴールドマンサックス、ドイツ銀行、UBS、モルガンスタンレー、シティバンク、JPモルガン、BNPパリバ、クレディスイス、バークレイズ、バンクオブアメリカ |
政府系 | 日本銀行、国際協力銀行、日本政策投資銀行、日本政策金融公庫、商工中金、農林中央金庫、日本証券金融、日本取引所グループ、住宅金融支援機構 |
上記では銀行、保険、証券等の金融業界の平均年収および給料体系について解説。