阪神電鉄の駅ごとの「発車メロディ」と「接近メロディ」の一覧

阪神の発車メロディ

阪神電鉄では発車メロディと接近メロディが一部の駅にて導入されている。

京成本線では京成上野駅にて発車メロディ、押上線は四ツ木駅と立石駅にて入線音の接近メロディが使われている。

それ以外の駅では今のところ取り入れてはいない。音声による放送のみとなっている。


発車メロディ|大阪梅田駅・尼崎駅

阪神電鉄にて発車メロディが導入されているのは大阪梅田駅と尼崎駅の阪神なんば線ホームのみのみ。

2019年2月3日より使用開始。

発車メロディの使用駅

  • 大阪梅田駅|曲名不明
  • 尼崎駅|曲名不明(なんば線始発列車のみ)

※尼崎駅では途中駅になる列車では不使用。

いずれも(株)音楽館の向谷実が制作した音源。

曲のタイトルが特に決められていない。

向谷実は京阪電鉄九州新幹線東京メトロ東西線の「発車メロディ」を制作したことでも知られている。

阪神電鉄は向谷実の発車メロディでも比較的早い時期に作られたもの。

接近メロディ

阪神の接近メロディ

阪神電鉄で接近メロディを導入している。到着放送予告音(接近メロディ)、停車メロディ・通過メロディ(入線メロディ)の全部で3種類がある。

接近メロディの使用駅

  • 放送前メロディ|線路は続くよどこまでも(停車列車のみ)
  • 停車列車入線|線路は続くよどこまでも
  • 通過列車入線|曲名不明(阪神オリジナル)

※いずれも全駅共通。

甲子園駅は高校野球開催時は入場行進曲のテーマを使用。

これらもまた(株)音楽館の向谷実が制作したもの。

入線メロディは停車する列車と通過で止まらない列車を利用者が判別しやすくするために導入している。

接近メロディは阪神本線・なんば線・武庫川線すべて共通である。駅ごとの違いはない。

接近メロディは以前から使用

阪神電鉄では1990年9月から接近メロディを導入している。

以前のものも「線路は続くよどこまでも」を使用していたものの、停車列車でのみ流れていて、しかも入線音はなかった。

2009年は阪神なんば線が開業した年だったこともあり、近鉄奈良線との相互直通運転に合わせて放送設備が変更された。

これに合わせて接近メロディや入線メロディも向谷実監修のものに更新され、新しい「駅メロ」が導入された。

甲子園駅の接近メロディ

甲子園駅の接近メロディ

甲子園駅の期間限定接近メロディ

  • 夏の高校野球開催時:番組「熱闘甲子園」のテーマソング
  • 春の高校野球開催時:入場行進曲

甲子園駅では全国の高校野球が開催されている期間はテレビ朝日系列の高校野球ダイジェスト番組「熱闘甲子園」のテーマソングまたは入場行進曲を接近メロディとして使用している。

歴代の曲名は以下の通り。

<春の高校野球開催時>
使用年 曲名 補足
2015年 Let It Go~ありのままで~ ディズニーアニメ「アナと雪の女王」主題歌
2016年 もしも運命の人がいるのなら 西野カナの曲
2017年 星野源の曲
2018年 今ありて 選抜高等学校野球大会の大会歌
2019年 世界に一つだけの花 SMAPの代表曲、平成最後ということヒット曲を使用

春の高校野球開催時は、2015年より入場行進曲を使用。

<夏の高校野球開催時>
使用年 曲名 補足
2013年 ダイヤモンド コブクロの曲
2014年 オモイダマ 関ジャニ∞(エイト)の曲
2015年 On Your Side Superflyの曲
2016年 光と影の日々 AKB48の曲
2017年 高橋優の曲
2018年 夏疾風 嵐の曲
2019年 宿命 official髭男(ヒゲダン)dismの曲

夏の全国高校野球甲子園大会の開催時は、2013年よりテレビ朝日系列の高校野球ダイジェスト番組「熱闘甲子園」のテーマソングを使用。

基本的にはPOPソングが使用されている。大会が終わると通常通り「線路は続くよどこまでも」に切り替わる。

鉄道事業者 発車メロディ導入状況
JR東日本 山手線京浜東北・根岸線中央線快速中央総武緩行線東海道線横須賀線南武線横浜線総武線快速京葉線武蔵野線宇都宮線高崎線埼京線
東京メトロ 銀座線丸ノ内線日比谷線東西線千代田線有楽町線、半蔵門線、南北線副都心線
東武鉄道 スカイツリーライン東上線アーバンパークライン
その他関東私鉄 京成電鉄西武鉄道東急電鉄京浜急行電鉄都営地下鉄
JR西日本 大阪環状線
その他関西私鉄 阪急電鉄阪神電気鉄道京阪電気鉄道近鉄南海電気鉄道
新幹線 東北新幹線上越新幹線北陸新幹線東海道新幹線山陽新幹線九州新幹線

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