【路線別】都営地下鉄の発車メロディーの一覧

都営地下鉄の発車メロディ

都営地下鉄の路線ごとの発車メロディー(発車サイン音)の一覧。各線ごとに表形式でまとめる。

電車のドアが閉まる前に駅の放送設備から流れる音楽が「発車メロディー」である。かつてはブザーやベルが使われていたもの、近年は鉄道事業者の多くでメロディー形式に置き換えている。

都営地下鉄においてもその例外ではなく、4路線のいずれでもオリジナル音源に変更している。


路線ごと発車メロディー

路線 発車メロディーの特徴
浅草線 「メロディー」、「素朴な心」
三田線 全駅「音無川の流れ」(東京メトロ南北線の旧発車サイン音)
新宿線 「メロディー」、「素朴な心」
大江戸線 「メロディー」、「素朴な心」

全ての路線において「発車メロディ」が導入されている。

以前はすべての駅にて発車ベルが使われていたものの、順次発車メロディ方式に変更されている。

新宿線に関してはホームドア未設置駅ではベルが使用されていたが、2019年8月には全駅への投入が終わり、発車メロディが導入済。また、どの路線でも一部の始発駅ではベルが引き続き使用されている。

種類数はかなり少ない

ただし、都営地下鉄はどの路線でも発車メロディの種類の数は少ない。

上下線でそれぞれ1種類ずつしかなく、どの駅でも同じ音源を使っている。

JR東日本や東京メトロでは駅ごとに発車メロディの音源が異なり、バラエティー豊富である。これら2つの鉄道会社は特に駅メロの分野で広く知られている。

都営地下鉄はこれらとは対照的。発車メロディに費用を費やすほど積極的には力を入れていない。

それぞれの路線の音源

結論から言うと、浅草線・新宿線・大江戸線はいずれも共通の発車メロディを使っている。

三田線だけが東急目黒線、埼玉高速鉄道線、以前の南北線に合わせる形を取っている。

浅草線

浅草線

都営浅草線では2019年3月9日より発車メロディが導入された。

押上駅と泉岳寺駅の京急線ホーム以外の全駅にて発車ベルは廃止になり、代わりにメロディ形式の「発車サイン音」が使われるようになった。

曲名は「メロディー」と「素朴な心」。これまでも南北線や新宿線で使われてきたもの。

前者は西馬込方面のホーム、後者は押上方面のホームで使用されている。

三田線

三田線

都営三田線では 2000年9月26日から発車メロディが使用されている。

都営地下鉄の中では最初の導入路線でもある。タイトルは「音無川の流れ」。

東京メトロ南北線や東急目黒線、埼玉高速鉄道線にて使用されてきた。

王子駅付近(南北線)を流れる音無川(石神井川)や滝を想像して作られたとされている。

三田線においても、東急目黒線との相互直通運転のスタートに伴って、乗り入れ先と共通の発車メロディを使うという協議から取り入れられた。

なお、2015年からは南北線にて駅ごとの発車メロディが導入されたことで、「音無川の流れ」の使用は基本的に廃止された。

新宿線

新宿線

新宿線ではホームドアの設置に伴って発車メロディが鳴るようになった。

それまでは従来の発車ベルが使用されてきた。

2019年8月10日には最後の未設置駅だった新宿三丁目駅でのホームドアの稼働がスタートした。これで新宿線内ではホームドアが設置率100%になり、同時に発車メロディが全駅にて使用開始になった。

ただし、駅のホーム上には発車ベルのスイッチがある。以前は車掌が手動でボタンを押すことで駅構内に鳴っていた。

ホームドアの設置によって、導入された発車メロディは駅の放送設備と連動していて、自動で鳴る仕組みとなっている。

車掌は今では手動でベルを鳴らすことは少ないが、始発駅などの一部では引き続きベルを取り扱う場合がある。

大江戸線

大江戸線

都営大江戸線では2011年4月23日より発車メロディの使用を開始。都営地下鉄の中では2路線目になった。

ホームドアが最初に設置された清澄白河駅からスタート。ホームドアの設置駅から順次開始された。

2013年4月27日には西新宿五丁目駅にてホームドアの設置が終わり、これで大江戸線の全駅へのホームドアの整備が完了。

これにより、発車メロディがすべての駅にて使用開始された。

他の3路線では、音は駅構内のスピーカーから流れる。対する大江戸線ではホームドアに付属しているスピーカーから流れる。

曲に関しては、浅草線・新宿線で使われている「メロディー」と「素朴な心」。ここでは違いはない。

東京メトロ・JR東日本で有名なオリジナリティー

東京都内を走るもう1つの地下鉄である東京メトロでは、複数の路線で駅ごとに違う発車メロディーを導入している。

南北線、有楽町線、丸ノ内線、副都心線、東西線ではすべての駅で駅ごとに違う曲が使われていて、その駅ならではのオリジナル性が見られる。

銀座線、千代田線、日比谷線では、一部の駅ではオリジナルの発車メロディーが採用されている。営団ブザーと呼ばれる汎用型のブザーは減り続ける傾向にある。

首都圏の広範囲を走るJR東日本でも発車メロディーがほとんどの駅に導入されている。東京メトロと同じように駅ごとに違う音楽となっている。

>>営団ブザーが続々と廃止に! 東京メトロから消えるのか?

鉄道音楽としてはJR東日本が最も有名ではないか。早い時期から導入されていて、しかも広範囲で使われているスタイルで、他の鉄道事業者でもメロディーを取り入れるきっかけを作った存在でもある。

都営地下鉄の場合、東京メトロやJR東日本のような電車の発車を知らせる音として駅オリジナルの曲というものがない。これに理由は果たしてあるのか。

音楽には重点を置いていないから

発車メロディー

発車メロディーを導入するかしないかは、各鉄道事業者によって対応が異なる。駅における音楽を重要視している会社もあれば、そうではない会社もある。

都営地下鉄の場合は後者に入る。ただ単に駅メロの充実化には特に力を入れていないため、発車メロディーを導入してないだけと考えられる。

何か大きな理由があるというわけではないだろう。メトロやJR東が導入しているのは、駅メロを充実させたいという思いがあるだけで、特別な要因があるというわけではない。

ただ、発車メロディー(発車サイン音)ではなく接近メロディーを導入している会社もある。京急、京王、JR西日本などがこれに当てはまる。

停車時間が短い鉄道会社だと、接近メロディーを導入しているところがある。こちらは、発車サイン音の代わりに接近時に曲を流している。

都営地下鉄はどちらも導入していないが、このような鉄道事業者は東京都交通局以外にもある。京成やつくばエクスプレス、相鉄、そせにJR東海はこのような分類に入る。

駅メロは導入していない、または汎用型メロディーに留まっている。駅の放送設備と一体的に運用されているが、必要がないものとして取り入れていない会社は決して少数派というわけではない。


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