山形新幹線のおすすめの座席! 目的ごとに一覧化

山形新幹線つばさ号のおすすめの座席

山形新幹線つばさ号のおすすめの座席について。目的ごとに号車・番・列まで一覧化。

普通車には指定席と自由席がある。自由席なら空席のどこにでも座ることができ、指定席は座席指定が必要になるが、基本的には自分で自由に選べる。

乗車駅・降車駅、コンセントの有無、窓からの景色、階段やエスカレーターの場所のどれを取るかでさまざま。指定席・自由席それぞれおすすめの座席はそれらによって変わる。


つばさ号|おすすめの座席

<つばさ号のおすすめの座席(全列車7両編成)>
目的別項目 号車 番・列
途中駅を乗降(上野・大宮・宇都宮・郡山) すべて可 B席、C席(通路側)
コンセントの有無 すべて可※ A席、D席(窓側)※
景色 すべて可 A席(海側)、D席(山側)
階段・エスカレーター 12号車 すべて可
電話がかかってくる すべて可 デッキに近い番号
B席、C席(通路側)
寝る すべて可 A席、D席(窓側)
トイレによく行く すべて可 B席、C席(通路側)

※コンセントに関しては、E3系2000番台は普通車の窓側とグリーン車の全席にある。E3系1000番台は全席コンセント無し。

E3系は山形新幹線が在来線区間を通ることもあって車両幅が若干ながら狭い。

それに伴って座席の配列も2+2列となっている。3列の部分がない。秋田新幹線と同じパターンである。

参照:山形新幹線「つばさ」の自由席の空席状況、その確率は何%か!?

途中駅を乗り降り

次の駅が乗車駅または降車駅の場合はC席、D席をおすすめする。

  • 上野駅
  • 大宮駅
  • 宇都宮駅
  • 郡山駅
  • 福島駅

山形新幹線つばさ号の場合は東京~新庄の運転が主流だが、乗客層では東京~山形の利用が多い。

上野駅と大宮駅は乗車率が高い状態で到着するものの、乗り降りする人は割合的に多くはないため、できれば通路側の座席を指定するのがおすすめ。

さらに、宇都宮駅や郡山駅、福島駅に関してもつばさ号は乗り降りが少ない。併結するやまびこ号の方が圧倒的にメジャーである。

乗車の場合、窓側の座席を指定するとすでに通路側に誰がか座っている可能性が高い。

降車の場合、窓側の座席に座っていると通路側の座席に座っている人に進路を開けてもらう必要がある。

他の乗客にどいてもらう手間があることから、窓側と通路側の座席を比べると断然通路側だろう。したがって、C席、D席が推奨となる。

特に乗車率が高くて混んでいる日は窓側に座るのはおすすめはしない。

自由席の場合はまずは窓側座席から埋まっていき、その次に通路側が埋まる感じになる。

自由席に限っては通路側・窓側を選ぶ必要はない。

窓側に座っていて途中で下車するなら、通路側に座っている人に進路を開けてもらい、その人が通路側から窓側に移動する形になることが多い。

コンセントの有無

充電できるコンセント

山形新幹線の場合、E3系ではコンセントがある列車とない列車がある。

比較的新しいE3系2000番台ならすべての列車でグリーン車は全席、普通車は窓側の座席にコンセントが設置されている。窓側の座席とはA席とD席が該当する。

一方の年式が古いE3系1000番台普通車はすべての座席でコンセントがない。グリーン車も普通車も設置なし。

山形新幹線のつばさ号に乗る場合は、実際に乗ってみるまでコンセントの有無がわからない。

>>山形新幹線のコンセントの有無! 設置状況を調査

景色

新幹線の窓からの景色を楽しむのであれば、窓側であるA席・D席のいずれかに確定する。海側・山側のどちらを選ぶかによって外の景色が異なる。

山側の景色は次の通りである。

山側(D席)の景色

  • 日光連山(宇都宮~新白河間)
  • 那須連山(宇都宮~那須塩原間)
  • 磐梯山(郡山駅付近)
  • 琵琶湖(米原~京都間)
  • 姫路城(姫路駅付近)
  • 奥羽山脈(仙台駅以北駅付近)

一方の海側の景色は次の通りである。

海側(A席)の景色

  • 筑波山(大宮~小山間)
  • 阿武隈山地(新白河~福島)

最も人気の景色は東北新幹線の区間から見える「日光・那須連山」である。宇都宮~那須連山間を中心に山側の座席から見える。

山形新幹線(奥羽本線)の区間に当たる福島~新庄間では奥羽山脈の峠越えの景色だろう。

ただ、山々の風景はどちらの車窓でも見える。A席・D席の大きな違いは特に見当たらない。

したがって、景色によるおすすめの座席はそれほどない。

A席、D席はあくまでも外が見えるからという点に過ぎず、乗客の多くが写真撮影に夢中になるものはない。

階段・エスカレーター

階段・エスカレーターの位置は各駅ごとによって異なるものの、基本的には車両の中間付近が主流。

ただし、山形新幹線のつばさ号は東京~福島間ではやまびこ号と連結して走る。

階段やエスカレーターの位置はやまびこ号とつばさ号の連結部分当たりが多い。

ゆえに、駅ホームの階段・エスカレーターに近い車両となると12号車が答えになる。

普通車指定席で階段やエスカレーターの位置を気にするのであれば、12号車がおすすめになる。

電話がかかってくる、トイレによく行く

つばさ号に限った話ではないが、新幹線や特急列車に乗車中に電話がかかってくる人だと、デッキに近い座席かつ通路側の座席がおすすめ。

列の番号は1~5番、または13~20番のB席・C席がおすすめ。

客室内で電話をするのはマナー的に悪いため、できるだけ早くデッキに移動するためには車両の端に近い座席が一番よい。

着信が多い人、出張中のビジネスマンなどはデッキに近い席がおすすめというわけだ。

乗車中によくトイレに行くという人もまた通路側の座席が好ましい。

窓側に座っていると、もし通路側の座席に誰が他の人が座っていると何度も進路を開けてもらう必要が出てくる。

デッキからの距離はそれほど重要ではないが、窓側・通路側の違いは大きい。

通路側の座席の方が気軽に立ち上がれるというメリットがあるためおすすめ。

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