横浜市営地下鉄ブルーラインの混雑状況を時間帯ごとに調査!

横浜市営地下鉄ブルーラインの混雑

横浜市営地下鉄ブルーラインの混雑状況について、朝ラッシュと夕方・夜の帰宅ラッシュの混み具合を時間帯ごとに調査してみた。

国土交通省の鉄道路線の混雑率の調査によると、ブルーラインでは混雑率は最大で132%になるとされている。再混雑区間は三ツ沢下町→横浜間となっている。

首都圏の鉄道路線の中では比較的空いている方に入る。同じ横浜地下鉄でもグリーンラインよりも緩やかとなっている。


時間帯ごとに混雑状況

―(横浜駅の混雑)―
朝の時間帯 混雑レベル 夕方の時間帯 混雑レベル
6:30-7:00 3 16:00-17:00 2
7:00-7:30 4 17:00-18:00 3
7:30-8:00 5 18:00-18:30 5
8:00-8:30 4 18:30-19:00 5
8:30-9:00 4 19:00-20:00 4
9:00-9:30 3 20:00-21:00 4

横浜市営地下鉄ブルーラインにおいて、時間帯別で混雑度を見てみたところ、朝ラッシュのピークは7:30~8:00、夕方の帰宅ラッシュは18:00~19:00までがそれぞれ最も激しい時間となった。

調査場所は最も乗降客数が多い横浜駅にした。実際の区間ごとの混雑のピークはやや異なってくるものの、どの部分でも目安としてはこれに30分前後する形となる。

平日ダイヤで運転される月曜日から金曜日までの混雑は朝夕に偏る。休日ダイヤで運転される土日祝はまた違ってくる。

一部の時間帯に集中するわけではないが、午前中いっぱいと16時以降は均一に混んでいる感じになるのが土日祝の動向である。

<参考元:国土交通省の混雑率等の統計情報交通関係資料集(神奈川県)

混雑する区間

地下鉄ブルーラインでは東京都心直結の路線といくつかの駅で接続している。乗客もこれらの乗り換え駅で乗り降りする人がかなり多い。

乗客の入れ替えが多いのは次の駅になる。

該当する駅 接続する路線
戸塚 JR東海道線・横須賀線
上大岡 京急本線
横浜 JR・東急東横線・みなとみらい線
新横浜 東海道新幹線・JR横浜線
センター北 グリーンライン

センター北駅では横浜市営地下鉄グリーンラインに乗り換える人が多く利用する。グリーンラインは日吉駅にて東急東横線・目黒線と接続することもあり、グリーンライン経由で東京都心方面と行き来する人が結構いる。

グリーンライン

朝ラッシュの時間帯ではこれらの駅にて一気に乗客が降りていく。したがって、長い区間に渡って混雑が続くというわけではない。

夕方と夜の帰宅ラッシュの時間帯では逆にこれらの駅から乗ってくる人が多い。一気に混雑が激しくなり、その次の駅からは順次空いていくという流れになる。

グリーンラインよりは空いている

横浜市営地下鉄の中でもブルーラインはグリーンラインの比べると混雑は全線に渡って緩やかになっている。

ブルーラインの混雑率は最大でも130%台に収まっている。一方のグリーンラインの方は最大で160%台に入る。都心直結の路線並の激しい混み具合になる。

空いて売るブルーライン

朝ラッシュの時間帯でもブルーラインはまとまった乗客が降りていく途中駅はいくつもある。グリーンラインは日吉駅利用者が集中しやすい。

中山~日吉間で他の路線との接続駅はブルーラインと接するセンター南駅とセンター北駅に限られる。性質的にも混雑が一極集中しにくいのがブルーラインといえる。

ただし、車両の連結数に関してもブルーラインの方が長い。輸送力の面ではブルーラインの方がグリーンラインよりも大きいため、乗客数の点ではそれほど差はない。


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京成電鉄 京成本線押上線
横浜市営地下鉄 ブルーライングリーンライン
その他 つくばエクスプレス東葉高速鉄道北総鉄道新京成線埼玉高速鉄道東京モノレールゆりかもめ湘南モノレール江ノ島電鉄線

混雑の目安については『【レベル別】鉄道の混雑率の目安! 数値ごとの体感』にて解説。