【朝ラッシュ】小田急の混雑の時間帯とは!? 上り・下りを調査

混雑する小田急の朝ラッシュ

小田急線の朝ラッシュの混雑状況を時間帯と区間、および各列車の種別ごとに混み具合のレベルを調査してみた。複々線化によって以前よりは緩和されて混雑率はおよそ160%となった。それでも満員電車は続く。

ピークは7:30~8:30までの約1時間である。上りの新宿駅・代々木上原駅に8:30前後に到着する電車が最混雑。新宿方面へ向かう上り電車が混雑するのは当たり前だが、列車の種別でも混み具合は違ってくる。

下り電車についても、朝ラッシュのピークは上りの時間帯と同じと考えてよい。レベルは上りよりは空いていて、最も乗客が多い区間でも混雑率は120%くらいが上限。それでもみんなが座れるような環境ではない。


朝ラッシュの時間帯別の混雑度

時間帯 混雑度 時間帯 混雑度
6:00-6:30 2 8:30-9:00 5
6:30-7:00 3 9:00-9:30 4
7:00-7:30 4 9:30-10:00 3
7:30-8:00 5 10:00-10:30 2
8:00-8:30 5 10:30-11:00 2

各段階ごとの混雑率の目安
5:180%
4:120%
3:100%
2:80%
1:50%

上の表は朝ラッシュとその前後の時間帯別の小田急線の混雑度を表したグラフである。

8時30分までは始発から徐々に混雑率が増加していき、これを過ぎると徐々に解消されていく。

<各時間帯の混雑の目安>

  • 6時台:座席はすべて埋まり、立っている人がいる
  • 7時台:次第に朝ラッシュのピークの混雑へ向かう
  • 8時台:混雑のピークで超満員
  • 9時台:まだまだ混雑が続く
  • 10時台:日中のオフピークの時間帯に突入

最混雑区間の起点ともいえる代々木上原駅で観察した目視での調査した結果だが、朝の通勤ラッシュの混み具合のピークは7時台後半と8時台ということがわかる。

さらに、混雑自体は早朝である6時台後半からすでに始まっている。車内はまだ空間にこそゆとりがあるものの、座れない人が多い状態には変わりない。

ピークを迎える7:30~8:30までの電車の混雑率率に関しては、上りは150~160%程度であると国土交通省から発表されている。

しかし、現実的には快速急行・通勤急行に混雑が偏っている。車内で新聞や雑誌が読めるレベルではなく、身動きが取れないほどになる。

下りはやや空いているものの、100~120%程度にはなると見られる。快速急行および急行は特に激しい混雑になる。代々木上原~登戸駅までは少なくとも混む。

参照:【首都圏編】関東地区の鉄道路線の混雑率をランキング化!

6時台はまだ空いているが

小田急線の始発から6時台までの電車は新宿方面へ向かう列車でも比較的空いている。

この時間帯はまだ早朝であるため、通勤通学の人たちがまだ本格的に移動する時ではない。

他の路線と比べても、早朝の時間ではまだ混み具合は「ふつう」に当たる。通過駅がある急行などの優等列車でも、ドア付近で乗客同士が触れ合うようなものにはならない。

ただし、新百合ヶ丘→新宿の区間では立っている人の方が数的に多い状態にはなる。全員が座れるのは相模大野駅より先の部分の各駅停車、あるいは小田急多摩線内に限られる。

7時台はもう満員

7時台になるとどこの路線でもいよいよ朝ラッシュがスタートする。小田急線は都心から郊外へ放射状に延びる路線のため、ピークはすでに7時台後半からスタートして8時台で最高値を記録するような感じになる。

急行系の種別では、下北沢駅に到着する上り電車を見ると、ドア付近ではかなり人口密度が高い状態になっている。

乗客同士が触れ合う最悪のレベルではないものの、荷物の一部が他の人に接するくらいにはなっている。

リュックを背負ったまま乗るのは不可能なほどの混み具合である。車内でできることは、スマホの操作がギリギリというところだ。

8時台は朝ラッシュのピーク

8時台はもはた朝ラッシュのピークである。上りの新宿方面へ行く電車はどの種別も例外なく完全に満員電車。

快速急行・通勤急行・急行系の優等列車では、下北沢駅に到着する上り電車を見ると、ドア付近では乗客同士が接する状態になっている。車内奥は若干緩やかだが、それでもスマホの操作がギリギリできるかできないか微妙な程度ではある。

各駅停車は乗客同士が触れ合う最悪のレベルではないものの、荷物は他の人に接するくらいにはなっている。ドア付近でスマホの操作がギリギリとできるかできないかといった水準である。

国土交通省が毎年公表としている鉄道路線ごとの混雑率のデータ上では、小田急線は最大で150~160%(世田谷代田→下北沢)という結果が出ている。だが、これはあくまでもすべての種別を総合的にみた場合の数値に過ぎない。

実際には優等列車と各駅停車で大きな乗車率の差が見られる。快速急行や通勤急行などに混雑が偏っている。ゆえに、混雑率150%台というデータは乗っている乗客には実感がわかないものだろう。

区間ごとの混雑状況

<上り電車>
区間 快速急行・通勤急行 通勤準急 各駅停車
本厚木~海老名 ★★★ ★★ ★★
海老名~町田 ★★★★ ★★ ★★
町田~新百合ヶ丘 ★★★★ ★★★ ★★
新百合ヶ丘~登戸 ★★★★★ ★★★★ ★★★
登戸~成城学園前 ★★★★★ ★★★★★ ★★★★
成城学園前~下北沢 ★★★★★ ★★★★★ ★★★★★
下北沢~代々木上原 ★★★★★ ★★★★★ ★★★★★
代々木上原~新宿 ★★★★ 千代田線へ ★★★

各段階ごとの混雑率の目安
:150%以上
★★★★:120%
★★★:100%
★★:80%
★:50%

小田原~本厚木の区間は東京の通勤圏からは離れているため、どの列車も乗車率は低い。

今回は小田急小田原線の中でも混雑が激しい本厚木~新宿の区間を調査対象とした。

快速急行・通勤急行などの急行以上の種別では早くも海老名駅付近から混雑が激しさを増す。江ノ島線と合流する相模大野駅からはさらに混雑度が上がり、超満員電車へと発展する。

快速急行や通勤急行を見ると、新百合ヶ丘駅ではホーム上にいる人たちは全員ギリギリ乗り込める。ドア付近では他の人と接する可能性があるレベル。

快速急行は登戸駅では全員が乗り切れない状態になって「積み残し」が生じることがよく見られる。通勤急行も向ヶ丘遊園駅ではもうすし詰め状態になる。

<下り電車>
区間 快速急行・通勤急行 急行 各駅停車
新宿~代々木上原 ★★★ ★★ ★★
代々木上原~下北沢 ★★★★ ★★★★ ★★★
下北沢~成城学園前 ★★★★ ★★★★ ★★★
成城学園前~登戸 ★★★★ ★★★ ★★
登戸~新百合ヶ丘 ★★★ ★★★ ★★
新百合ヶ丘~町田 ★★★ ★★ ★★
町田~海老名 ★★ ★★
海老名~本厚木 ★★ ★★

各段階ごとの混雑率の目安
:150%以上
★★★★:120%
★★★:100%
★★:80%
★:50%

下り電車が代々木上原駅を発車する時点が小田急線内の中で最も混雑する。快速急行・通勤急行・急行・各駅停車のいずれもこの点では同じ。

上りとは違って、朝ラッシュの時間帯はピークを迎える午前8時頃でも混雑率はせいぜい100%くらいが上限ではないか。そう高くはない水準に収まる。

混雑が続く区間は、快速急行・通勤急行は代々木上原→登戸・新百合ヶ丘、急行は代々木上原→成城学園前が1つの目安になる。

各駅停車はもともと混雑率が低いため、停車駅に止まるたびに混雑が緩和されていく。座れるチャンスもその度にやってくる。

種別ごとに混雑レベルの違い

レベル 種別
(激しい) 快速急行
通勤準急(上り)、急行(下り)
通勤急行(上り)
(緩やか) 各駅停車

小田急線では朝や夕方の通勤ラッシュの時間帯を含み終日に渡って停車駅が少ない種別ほど混雑が激しい。一方の各駅停車は空いていることが多い。

一番混雑する快速急行

朝の時間帯と定義できる7時台、8時台においては、快速急行が最も混雑し、それに続いて通勤急行、通勤準急という形になっている。

小田急の快速急行の混雑はどのレベル? 朝も昼間も空席なし!?

快速急行は停車駅が少ないため、遠距離から都心部へ移動する人が利用する。具体的には登戸駅から先の新百合ヶ丘・相模大野側から来る人が狙う種別となっている。

上り(新宿方面)の混雑

小田急の上りの混雑

上り電車はどこから混雑が激しくなるのか?

…答え:町田駅・新百合ヶ丘駅辺りから

上り各種別ごとの乗車率の目安は次の通りになる。

<上り列車:小田急線の種別毎の乗車率の目安>

  • 快速急行:200%
  • 通勤急行:1800%
  • 通勤準急:150%
  • 各駅停車:130%

通勤急行は朝の時間帯に小田急多摩線から乗り入れる電車である。停車駅は少ないものの、乗降客数が多い登戸駅を通過して成城学園前駅に停車する特殊な種別となっている。

このため、乗客数は通勤準急や同じ速達列車である快速急行よりも混雑は緩やかである。

通勤準急は登戸~代々木上原間で優等列車になり、すべて東京メトロ千代田線へ直通する。千代田線を使う人が殺到するため、登戸駅までは各駅停車となるものの混雑は激しい傾向が見られる。

各駅停車はそもそも名前の通り全駅に止まるため、所要時間が長くなるため遠距離ユーザーは敬遠する。

近距離利用者だけが使うこともあり、最終的には混雑するがその長さはかなり短い。

下り(小田原・藤沢方面)の混雑

小田急の朝の下りの混雑

下り列車については、上りとは違って朝ラッシュの時間帯での優等列車は快速急行と急行の2種類のみとなっている。

混雑度の違いという点では上りと変わらない。快速急行・急行・各停の順の混み具合となっている。

小田急の下り線の朝の乗車率は次の通りと考えられる。

<下り列車:小田急線の種別毎の乗車率の目安>

  • 快速急行:120%
  • 急行:120%
  • 各駅停車:90%

優等列車の場合は新宿駅始発の場合は新宿駅にて座席は満席になる。途中駅から乗ると座れない可能性が大きい。

下りは朝でも途中駅で降りていく乗客が多いのが特徴だが、座れる機会がやってくる前に目的地に到着するかもしれない。

各駅停車については利用者層は近距離のみの移動で乗る人がメインのため、かなりの高い確率で座れる。乗車率も100%には満たないことが多い。

他の路線の混雑状況

接続駅 路線
小田原 東海道線上野東京ライン湘南新宿ライン
厚木 相模線
海老名 相鉄本線、相模線
相模大野 小田急江ノ島線(新宿方面へ乗り入れ)
町田 横浜線
新百合ヶ丘 小田原多摩線
登戸 南武線
下北沢 京王井の頭線
代々木上原 千代田線(直通列車あり)
新宿 山手線中央線快速中央総武緩行線埼京線湘南新宿ライン

京王線都営新宿線西武新宿線丸ノ内線副都心線都営大江戸線

>>【東京編】通勤ラッシュの時間帯は何時!? 朝と夕方のピークを分析


スポンサーリンク

おすすめ記事