京王井の頭線の朝ラッシュの混雑状況を時間帯・区間ごとに調査!

混雑する京王井の頭線

京王井の頭線の朝ラッシュの混雑状況を時間帯および区間ごとに調査。ピークは午前7時半から8時半までの概ね60分である。最も混み合うのは渋谷行の電車である。

混雑率は最大で140%程度になっていると国土交通省から公表されている。首都圏の都心直結の路線としては平均的な数値となっている。

満員電車という点では同じだが、それでも社会的な問題となるほどの乗車率となっているわけではない。


時間帯ごとの混雑状況

朝の時間帯ごとの混み具合(渋谷駅の場合)
時間帯 混雑度 時間帯 混雑度
6:00-6:30 2 8:30-9:00 4
6:30-7:00 3 9:00-9:30 4
7:00-7:30 4 9:30-10:00 4
7:30-8:00 5 10:00-10:30 3
8:00-8:30 5 10:30-11:00 3

各段階ごとの混雑率の目安
5:150%
4:120%
3:100%
2:80%
1:50%

京王井の頭線の朝ラッシュのピークは7:30~9:00までである。他の地下鉄の各路線と全く同じと考えてよい。

混雑率は140%前後で首都圏ではやや低い方に分類される。都心直結型路線ではあるが、距離の総延長が短くて相互直通運転もないため、混雑はやや緩やか。

各時間帯ごとの混み具合を率直に言うと以下のようになる。

<時間帯別の混み具合のまとめ>

  • 6時台=ガラガラ
  • 7時台前半=やや混み合う
  • 7時台後半=朝ラッシュがスタート
  • 8時台前半=ピークの真っ最中
  • 8時台後半=ピークは終了へ
  • 9時台=徐々に混雑解消

なお、これは平日の月曜日から金曜日の結果。休日ダイヤで運転される土日祝は傾向が異なる。

ピークは7:30~8:30

朝の通勤ラッシュのピークのスタートは7:30頃である。

ここから8時台を完全に過ぎるまでは首都圏ならではの混み具合に達する。

この時間帯ではすべて各駅停車で急行の運転はない。その分、本数は2,3分間隔と高密度。それでも満員電車になるのは避けられない。

特に下北沢→渋谷の区間は満員。ドア付近では乗客同士が触れるリスクがある。荷物はほぼ確実に他人に接する。

スマホの操作の可否は微妙。車内奥なら何とか可能だが、ドア付近では空間に余裕がなくて不可能なこともある。新聞・雑誌を読むのは100%無理。

9時台に入ってもまだまだ朝ラッシュの影響は残り、10時台に入ってからようやくひと段落する。10時以降なら座れない状態が残るとしても、車内でリュックを背負ったまま乗れるほど空いてくる。

次に混雑が激しくなるのは夕方の17時以降の帰宅ラッシュになってからとなる。こちらは、朝とは逆方向が混み合う。

区間ごとの混雑状況

京王井の頭線

続いて京王井の頭線の区間ごとの混み具合について解説。

基本的に朝の時間帯では渋谷駅に近づくほど混雑度が増す。

吉祥寺側はまだ比較的空いている。

渋谷方面

上り列車の区間ごとの混み具合
区間 混み具合
吉祥寺 ★★
井の頭公園 ★★
三鷹台 ★★★
久我山 ★★★
富士見ヶ丘 ★★★
高井戸 ★★★
浜田山 ★★★
西永福 ★★★
永福町 ★★★★
明大前 ★★★★
東松原 ★★★★
新代田 ★★★★
下北沢 ★★★★★
池ノ上 ★★★★★
駒場東大前 ★★★★★
神泉 ★★★★★

各段階ごとの混雑率の目安

★★★★★:150%以上
★★★★:120%
★★★:100%
★★:80%
★:50%

渋谷駅に到着する電車が最も混雑する。

始発の吉祥寺駅の時点ではまだ余裕が見られる。中央線からの乗り換え客がいるものの、比較的空いている。

永福町駅付近から満員電車になる。明大前駅にて京王線に乗り換える人が降車するが、乗ってくる人の方が多いためさらに混雑がここから激しさを増す。

下北沢駅では小田急線からの乗り換え客が大量に乗ってくる。降りていく人は圧倒的に少ない。

ここから渋谷駅まではピーク状態。

吉祥寺方面

下り列車の区間ごとの混み具合
区間 混み具合
渋谷 ★★★
神泉 ★★★
駒場東大前 ★★
池ノ上 ★★
下北沢 ★★
新代田 ★★★
東松原 ★★★
明大前 ★★
永福町 ★★
西永福 ★★
浜田山 ★★
高井戸 ★★
富士見ヶ丘 ★★★
久我山 ★★★
三鷹台 ★★★
井の頭公園 ★★★

各段階ごとの混雑率の目安

★★★★★:150%以上
★★★★:120%
★★★:100%
★★:80%
★:50%

吉祥寺方面へ向かう電車は、朝の時間帯は下りのため比較的空いている。

下北沢駅や明大前駅ではそれぞれ小田急線、京王線へ乗り換える人達が降りていく。

その一方で乗ってくる人は少ない。渋谷方面へ行く人がほとんどのため、徐々に空いていく感じ。

とはいえ、明大前駅と吉祥寺駅の手前では逆に混雑が増す。前者は京王線の新宿方面、後者はJR中央線の新宿・東京方面へ向かうために井の頭線を利用する人が多くなるためだ。

まとめ:下北沢~渋谷が最混雑

朝の7時台後半と8時台の時間帯、京王井の頭線では急行運転を行っていない。すべて各駅停車となっている。できるだけ列車の運転間隔を短くして本数を多くすることが目的となっている。どの駅でも電車は2,3分間隔で電車がやって来る。

これにより、列車によって混雑度が異なるということはなく、どの列車でも乗車率はほぼ均等になっている。

国土交通省が発表している混雑率と実際の乗車率はほぼ同じであり、ピークの時間帯では140%の乗車率が最大値となると考えてよい。

井の頭線の渋谷方面の電車は、渋谷駅に近づくにつれて混雑が激しくなっていく。途中の乗り換え駅に到着すると、一気に乗客が乗ってくる。京王線と接続する明大前駅、小田急と接続する下北沢駅を出発すると、それ以前よりも乗客数が大きく増える。

中でも下北沢~渋谷間は最も混雑する区間である。乗客のほとんどの人の目的地が渋谷駅であるため、途中の駅で降りる人はあまり見られない。

吉祥寺方面はどう?

京王井の頭線

吉祥寺方面へ向かう下り電車の混雑はそれほど激しいものではない。上り電車が圧倒的に混んでいて、これに必要な本数を運転している。需要が少ない下りはラッシュとはいえ空いている。

座れない可能性は高いのは確かであり、始発駅の渋谷を出発するころには満員となる。しかし、それ以降は降りていくの方が乗ってくる人の数よりも多い。

特に、乗り換え駅である下北沢駅に到着すると一気に乗客が降りていく。明大前駅に到着すると、またまとまった乗客が降りていく。

上りと同じく下りもまた朝ラッシュのピークの時間帯はすべて各駅停車として運転され、急行は9時台に入るまでは運転されない。

渋谷寄り2両が一番混む

車両ごとの混雑度については、渋谷駅寄りの車両が混雑する傾向にある。特に1号車、2号車は他の車両と比べて突出して乗客が多い。上り方面の場合は先頭車両にあたる。

理由は、渋谷駅の出入口の場所にある。井の頭線のホームは、1号車側に改札がある。このため、乗る車両を選ぶとなると多数派の人がどうしても先頭車に近いところに乗車するようだ。

逆に吉祥寺寄りの最後尾の車両となると比較的空いている。少しでも車内空間に余裕があることを求めるのであれば、後ろ寄りの車両に乗ることをおすすめする。

なお、この車両ごとの混雑の偏りは朝ラッシュに限らず終日に渡って続く。座れる可能性が高いのは吉祥寺寄りの車両であるのは間違いない。

他の路線の混雑状況

接続駅 路線
吉祥寺 中央線快速中央総武緩行線
明大前 京王線
下北沢 小田急線
渋谷 山手線埼京線湘南新宿ライン相鉄・JR直通線

東急東横線東急田園都市線

副都心線半蔵門線銀座線

参照:【首都圏編】関東地区の鉄道路線の混雑率をランキング化!

上記の表は京王井の頭線と接続する各路線の混雑状況について。首都圏エリアのこれら以外の鉄道網の朝ラッシュ時の混み具合についても取り上げる。


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