東京メトロ銀座線の朝ラッシュの混雑状況を時間帯・区間ごとに調査!

東京メトロ銀座線

出典:www.youtube.com/watch?v=ARxAyZW7Qng

東京メトロ銀座線の朝ラッシュの混雑状況を時間帯および区間ごとに調査。ピークを迎えるのは午前8時30分前後。混雑率の最大で160%(2017年データ)。浅草行と渋谷行では大きさ差が見られる。

銀座線といえば、日本で最初に開業した地下鉄の路線として知られている。浅草~上野間は戦前に開業していて、長い歴史を持つ地下鉄で線路は地面から浅いところを走っている。

千代田線や半蔵門線がバイパス路線として建設されてからは混雑がある程度緩和された。

他の私鉄との相互直通運転も行ってはいない。しかし、それでも混雑が激しいのは間違いない。全線を通して東京の繁華街を結んでいる。



時間帯ごとの混雑度

<青山一丁目駅にて調査>
時間帯 混雑度 時間帯 混雑度
6:00-6:30 2 8:30-9:00 5
6:30-7:00 3 9:00-9:30 4
7:00-7:30 3 9:30-10:00 3
7:30-8:00 4 10:00-10:30 3
8:00-8:30 5 10:30-11:00 2

各段階ごとの混雑率の目安
5:150%
4:120%
3:100%
2:80%
1:50%

青山一丁目駅で銀座線の朝ラッシュの混雑度を観察すると、上のような結果になった。

言うまでもないが、7:30~9:00が朝ラッシュのコアタイムになる。もっと局所的に視点を絞ると、午前8時00分から8時45分頃までの時間帯が最も混み合うピークの時間帯になる。

朝夕を含めると1日の中での通勤ラッシュのピークとなるのは以下になる。

  • 朝:8:00~9:00
  • 夕方・夜:17:30~18:30

この1時間の間の時間帯はそれぞれ通勤通学で最も乗客が殺到するときになる。

東京メトロの中では混雑率が160%(浅草方面行:赤坂見附→溜池山王)と最高クラスではない。それでも首都圏の中では決して小さい数値ではない。ピークにおいては満員電車になるのは避けられない。

参照:【東京編】通勤ラッシュの時間帯は何時!? 朝と夕方のピークを分析

6時台は空いている

早朝に当たる6時台ならまだ満員電車というほどではない。この時間帯からすでに通勤通学のために電車に乗っている人は決して少ないわけではないとはいえ、朝ラッシュとしてみるならまだ本格的な「ラッシュ」ではない。

中でも銀座線は都心部を走る路線のため、郊外から来る乗客がまだこのエリアには入らない。

渋谷駅・表参道駅からの乗換客は早朝ということでまだ少ない。浅草駅・上野駅でも各線からの乗り継ぎ客はまだまだ少ない時間帯が6時台である。

ドア付近でもすし詰め状態になるほどのレベルにはならない。スマホの操作も車内のどこにいても可能。

リュックを背負って乗ることは一部区間で難しいものの、大半の部分では問題ない。

7時台は若干混雑

7時台になるとどこの路線でもいよいよ朝ラッシュがスタートする。ピークこそは8時台が主役だが、7時台でも満員電車の要件は満たすほど。

さすがに銀座線でも7時以降だと空いているとは言い難い。7時台前半ならドア付近でも窮屈感を感じるほどではない部分が多く、他の人と接したりすることはほとんどない。

7時台後半になれば、ドア付近ではスマホの操作すら難しくなってくる。手荷物は他の乗客に触れる可能性が大幅に上がる。

浅草方面へ向かう電車だと表参道→溜池山王では満員電車になる。ドア付近ではやや窮屈感がある。リュックを背負って乗るのは不可能、スマホの操作もギリギリ可能といったところ。

渋谷方面へ向かう電車でも上野→日本橋はやや窮屈感が出る。手荷物は他の乗客に触れる可能性が大きい。

8時台は朝ラッシュのピーク

8時台に入ると副都心線でも1日のピークに到達する。各駅停車・通勤急行のいずれも例外なく乗車率がひどい状態に達する。混み具合の目安は以下のようになる。

<8時台の銀座線の混み具合の目安>

  • ドア付近は他の乗客と押し合う、スマホの操作は不可能
  • 車内奥も手荷物が他人へ触れる
  • 冬場は他人と体の一部が接する

ちょうど9時出勤の人が通勤手段として銀座線を使って都心部を行き来する人が集中する。

渋谷駅では京王井の頭線、表参道駅では東急田園都市線からの直通列車が走る半蔵門線から大量に銀座線に乗ってくる。8時台いっぱいはこれが続く

浅草駅でも東武スカイツリーラインから、上野駅ではJR各線からそれぞれ乗換客が大量に集中する。

銀座駅や溜池山王駅を目指す電車では、ドア付近は完全に窮屈感と圧迫感を感じるほどになる。スマホの操作が困難で、何も身動きが取れないほどと考えてよい。

通常の状態ではホーム上の人たち全員が乗り切れないため、乗客同士が押し合う場面もある。

車内奥でも全員が吊革または手すりにつかまれるほどではない。ブレーキ制動時などで生じる電車の揺れに対して自分の足で我慢するしかない状態にもなる。

手荷物は完全に100%他の乗客に接触するレベル。

区間ごとの混雑状況

銀座線の区間ごとの混雑状況を見ると、浅草方面行・渋谷方面行ともに溜池山王駅、虎ノ門駅、新橋駅、銀座駅を目指す区間が混み合う。

具体的には、浅草行は表参道→溜池山王、渋谷行は日本橋→銀座がそれぞれの方向での朝ラッシュの時間帯の最混雑区間になる。

溜池山王~銀座間を境にして混雑度は逆転する。ここを過ぎると朝の時間帯では座れる人が多い状態になりやすい。

朝ラッシュの時間帯における区間ごとの混み具合を見てみた。

浅草方面行

<浅草方面行の混雑度>
区間 混み具合
渋谷~表参道 ★★★
表参道~青山一丁目 ★★★★★
青山一丁目~赤坂見附 ★★★★★
赤坂見附~溜池山王 ★★★★★
溜池山王~虎ノ門 ★★★★★
虎ノ門~新橋 ★★★★
新橋~銀座 ★★★
銀座~京橋 ★★★
京橋~日本橋 ★★
日本橋~三越前 ★★
三越前~神田 ★★
神田~上野広小路 ★★
上野広小路~上野
上野~浅草

各段階ごとの混雑率の目安
:150%以上
★★★★:120%
★★★:100%
★★:80%
★:50%

朝ラッシュの時間帯に、銀座線へ大量の乗客が押し寄せるのは表参道駅である。

表参道駅は半蔵門線と同一ホーム上での乗り換えが可能。東急田園都市線内からの乗客が銀座線へ分散するため、ここで大量に乗ってくる。

表参道駅からは虎ノ門駅辺りまではどの列車もピーク時には乗車率は150%以上になると感じる。

立っている人は他人と接することがよくある。ドア付近ではスマホの操作ができないようなレベル。

まとまった乗客が降りていくのは、次の駅になる。

  • 溜池山王駅
  • 虎ノ門駅
  • 新橋駅
  • 銀座駅
  • 日本橋駅

これらの駅に到着するたびに乗車率が下がっていく。日本橋駅を過ぎると、乗客数は一気に少ない状態になる。

渋谷方面行

<渋谷方面行の混雑度>
区間 混み具合
浅草~上野 ★★
上野~上野広小路 ★★
上野広小路~神田 ★★★
神田~三越前 ★★★
三越前~日本橋 ★★★★
日本橋~京橋 ★★★★
京橋~銀座 ★★★★
銀座~新橋 ★★★
新橋~虎ノ門 ★★★
虎ノ門~溜池山王 ★★★
溜池山王~赤坂見附 ★★★
赤坂見附~青山一丁目 ★★
青山一丁目~表参道 ★★
表参道~渋谷

各段階ごとの混雑率の目安
★★★★:120%以上
★★★:100%
★★:80%
★:50%

渋谷方面へ向かう電車については、浅草方面へ向かう電車と比べると混雑率の上限はやや下がる。

こちらは銀座駅、新橋駅、虎ノ門駅などを目指す人たちで混雑することには変わりないものの、代替路線が豊富にあることで首都圏トップクラスには発展しにくい。

始発駅の浅草駅から乗れば、ほぼ確実に座れる。乗り継ぎ客も東武スカイツリーラインと都営浅草線があるものの、混雑が激化しにくい条件が整っている。

東武線は曳舟駅、押上駅から半蔵門線へ乗り入れる。都営浅草線は浅草→新橋までは銀座線と並行する。同じ地域を走るため、浅草駅で乗り換える人は少ない。

日本橋→京橋が最も混雑するが、それでも表参道→溜池山王のように大量の乗換客が殺到するわけではないため、混み具合は緩やかと判断する。

ピーク時の目安としては、ドア付近でもスマホの操作ができるレベル。乗客同士が激しく押し合うような状態にはそうはならない。

銀座線の朝のまとめ

  • 浅草行:表参道で半蔵門線より大量乗り換え客が殺到、混雑率は160%。
  • 渋谷行:日本橋駅より東西線からの乗り換え客が多めで推定混雑率140%。浅草→日本橋は少なめ。

朝ラッシュの乗車率は160%

1日の中で最も混雑がひどいのは、午前8:00~8:30の時間帯である。ちょうど朝ラッシュのピークとなるコアタイムだ。都心の勤務先へ人が集中して流れ込むため、銀座線の電車は一気に混雑する。

乗車率が最も高くなるのは、赤坂見附~溜池山王間の区間で、数値としては約160%くらいというのが感覚だ。

ただ、これはあくまでも最混雑区間の話である。実際に乗ってみると、半蔵門線との乗り換え駅である表参道駅から超満員電車となっているのがわかる。

渋谷駅については、他路線のホームと銀座線のホームが離れているという事情から、あまり混まないが、表参道駅は半蔵門線と同一ホームで接続されているため、乗り換え客が多い。

乗り換えが便利ということで、表参道駅から銀座線へ乗り換える人が多く、それよりも都心側が混雑する要因の1つとなっている。

浅草~新橋は比較的空いている?

一方、浅草側から渋谷方面に向かう電車では、朝ラッシュでも比較的混雑は緩やかである。浅草辺りから新橋駅辺りまでは、日比谷線や都営浅草線、それにJR各線と並行しているためだ。

銀座線を使わなくても移動できる代替路線が存在するため、銀座線全体の東側半分は比較的穏やかな利用状況といえる。

わざわざ銀座線を使わなくても代替路線を使った方が便利という人も多い。JRや東武鉄道、つくばエクスプレスを使って都心へ向かう場合、銀座線を使わない方法はいくらでもある。

浅草駅は、かつては東京の繁華街として栄えていたが、現代は観光地として以外にはあまり栄えてはいない。そのため、通勤客の目的地という性質は薄く、需要も多いわけではない。銀座線の利用者もその分少ない。

渋谷~赤坂見附の区間も半蔵門線と並行して走っているが、赤坂見附~新橋までは銀座線の単独区間となる。東京の中でも中心部に当たる地域でもあるため、この区間がどうしても最混雑区間となる。

他の路線の混雑状況

接続駅 路線
渋谷 山手線埼京線湘南新宿ライン

東急田園都市線東急東横線京王井の頭線

半蔵門線副都心線

表参道 千代田線、半蔵門線
青山一丁目 半蔵門線、都営大江戸線
赤坂見附 丸ノ内線有楽町線南北線、半蔵門線
溜池山王 南北線
新橋 山手線、京浜東北線東海道線上野東京ライン)、横須賀線

都営浅草線ゆりかもめ

銀座 日比谷線、有楽町線、丸ノ内線
日本橋 東西線、丸ノ内線
三越前 総武線快速(新日本橋駅)、半蔵門線
神田 山手線、京浜東北線、中央線快速
上野 山手線、京浜東北線

宇都宮線高崎線常磐線快速上野東京ライン

京成本線、日比谷線

浅草 東武スカイツリーライン、都営浅草線

>>【首都圏編】関東地区の鉄道路線の混雑率をランキング化!

おすすめ記事