ジェイアール東日本都市開発の平均年収は約650万円と推定。賞与は約5.5ヶ月分が支給(2020年度)。各年度によって詳細の基準は異なるが、個人評価は反映されず、組合員は基準内賃金に対して一律に支給。親会社のJR東日本とある程度連動する模様。
年齢別では、特に管理職の40代後半では年収1,000万円台に突入する社員が多くなる。ただし、管理職ではない社員となると40歳以上でも800万円程度が上限となるだろう。
平均年収は650万円前後と算出
ジェイアール東日本都市開発では給与に関する資料は公開されていない。そのため、ここでの年収は推定値ではある。
それでも全従業員で換算すると低く見積もっても、平均年収は650万円前後になる。世間一般の大手企業と比較してもかなり高い金額なのは確か。
これには基本給・賞与・各種手当(扶養手当、通勤手当、超過勤務手当)などすべてが含まれている。
JR東日本グループのシステム開発メーカーであるが、親会社の「東日本旅客鉄道」と比較すると平均年収は若干低め。
鉄道事業者は深夜手当や早朝手当などが付くため、単純なオフィスワーカーとなりやすいジェイアール東日本都市開発はそれよりも低い金額になりやすい。
賞与は年間5.5ヶ月分
ジェイアール東日本都市開発のボーナスは年間で5.5ヶ月分が支給された(2020年度)。
JR各社やそれ以外の多くの鉄道事業者と同じように「〇ヶ月分」に完全固定。業績では多少変動するものの、個人評価、所属部門の業績は特に問われない。
余程のことがない限りは基準内賃金を基に算定され、2020年度は夏季・冬季合わせた1年間で4.6ヶ月分ほどが支給。
勤続年数ごとの年収
ジェイアール東日本都市開発の勤続年数ごとの年収の目安は下記の通り。
- 新卒採用3年目:400万円
- 5年目:500万円
- 7年目:550万円
- 10年目:700万円
- 15年目:800万円
- 20年目:900万円
新卒から入社している社員の場合、勤続年数別の年収ベースの金額はこのような感じになる。
世間一般の同じ年齢層と比較すると、全体的に年収は高め。
少なくとも35歳前後までは概ね年功序列型。それ以降も他の製造業と同じように、個人の成績はあまり反映されていないという印象。
給料に関する良い点と悪い点
ジェイアール東日本都市開発の給料面に関する良い点、悪い点を挙げると、下記のようになる。
良い点
- JR東日本グループのため、賞与面が特に安定
- 各種手当が充実
- 住宅手当が神レベル
JR東日本グループのため、強力な親会社が存在することもあってか、事業による収入は安定。そのため、賞与は毎年安定。年間で5.0ヶ月分は毎年確保されている。
また、各種手当も充実している。残業代などは当然ながら満額支給。
さらに、住宅手当が支給。基本的には家賃の半額が支給。上限は最大50,000円。
悪い点
- 基本給が低い
- 年功序列(良い点もあるが)
基本給が安いという意見が結構見られる。中途採用でも新卒採用並みの低い金額を提示される場合がある。
また、年功序列型のため、成績が良い社員でも悪い社員でもほとんど年収の違いがない。年齢を上げれば収入は増えるが、できる社員にとっては不満なポイント。
年齢ごとの年収の目安
ジェイアール東日本都市開発の年齢ごとの年収は下記が目安。
年齢 | 年収 | 月収(基本給) | 賞与 |
---|---|---|---|
20-24歳 | 300-400万円 | 25-30万円 | 40-85万円 |
25-29歳 | 350-550万円 | 25-40万円 | 50-80万円 |
30-34歳 | 500-700万円 | 30-50万円 | 70-100万円 |
35-39歳 | 600-800万円 | 35-55万円 | 80-150万円 |
40-44歳 | 700-900万円 | 40-60万円 | 100-150万円 |
45-49歳 | 700-1,000万円 | 40-60万円 | 100-200万円 |
50-54歳 | 800-1,200万円 | 45-60万円 | 150-250万円 |
55-59歳 | 800-1,000万円 | 40-65万円 | 120-250万円 |
年齢別では、20代のうちは年収が300~550万円、30代は500~900万円、40代は700~1,000万円、50代は800~1,200万円が相場。
基本的にはシステムエンジニア(SE)のみの採用となっている。仕事内容ごとの基本給の違いは特にない。配属部署ごとの給料の近いもない。
新卒採用か中途採用かの違いや役職によってもレンジ幅は異なるものの、各年齢層ごとの平均的な金額は上記の範囲に入るだろう。
最終学歴(大卒・院卒)ごとの年収の差
ジェイアール東日本都市開発の最終学歴ごとの平均年収について、院卒は700万円、大卒(学部卒)は600万円程度と推定。
一般的な会社と同様に大学院卒の基本給の方が高く設定されていることが影響。
次に初任給について。院卒・大卒の違いはあるが、職種間では同一金額。
ジェイアール東日本都市開発の初任給
- 院卒(修士了):230,300円
- 大卒(学部卒):219,900円
出典:マイナビ2022「(株)ジェイアール東日本都市開発」
初任給は一般的な上場企業と同じ程度の水準。
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業種 | 会社名 |
---|---|
メガバンク | 三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行、新生銀行、ゆうちょ銀行 |
地銀 | 横浜銀行、千葉銀行、関西みらい銀行、福岡銀行、北陸銀行、北海道銀行、京都銀行 |
信託銀行 | 三井住友信託銀行、三菱UFJ信託銀行、みずほ信託銀行、SMBC信託銀行 |
損害保険 | 損保ジャパン、東京海上日動、三井住友海上、あいおいニッセイ同和損保、AIG損害保険 |
生命保険会社 | 日本生命、明治安田生命、第一生命、住友生命、大同生命、富国生命 |
証券 | 野村證券、大和証券、SMBC日興証券、みずほ証券、三菱UFJモルガンスタンレー証券、東海東京証券、岡三証券 |
クレジット | JCB、三菱UFJニコス、三井住友カード、オリエントコーポレーション、イオンフィナンシャルサービス、クレディセゾン |
外資系 | ゴールドマンサックス、ドイツ銀行、UBS、モルガンスタンレー、シティバンク、JPモルガン、BNPパリバ、クレディスイス、バークレイズ、バンクオブアメリカ |
政府系 | 日本銀行、国際協力銀行、日本政策投資銀行、日本政策金融公庫、商工中金、農林中央金庫、日本証券金融、日本取引所グループ、住宅金融支援機構 |
上記では銀行、保険、証券等の金融業界の平均年収および給料体系について解説。