日立ソリューションズの平均年収は700万円、賞与は6ヶ月分

日立ソリューションズの平均年収は約700万円と推定。システムエンジニア、コンサルタントいずれの職種もほぼ同じ金額になると思われる。

賞与は約6ヶ月分が支給。業績連動型が反映されるため、各年度によって詳細の基準は異なる。一方、個人評価は反映され、上司の評価等によって変動やすい。ただ、評価によってプラスされることはあるが、マイナスされることは少ない。

年齢別では、特に総合職では40歳後半では年収1,000万円台に突入する社員が中心。ただし、管理職ではない社員となると40歳以上でも800万円程度が上限となるだろう。

平均年収は700万円前後と算出

日立ソリューションズでは給与に関する資料は公開されていない。そのため、ここでの年収は推定値ではある。

それでも全従業員で換算すると低く見積もっても、平均年収は700万円前後になる。世間一般の大手企業と比較してもかなり高い金額なのは確か。

これには基本給・賞与・各種手当（通勤手当全額支給、時間外手当全額支給、休日勤務手当、家族手当、家賃補助）などすべてが含まれている。

地域手当として、東京・東海・近畿地区が勤務地の場合は22,000円が別途支給される。

システムインテグレーター（メーカー系）で日立グループの情報通信分野であるが、親会社の「日立製作所」と比較すると平均年収は若干低め。

ボーナスは約6ヶ月分

日立ソリューションズの賞与年間6ヶ月分

日立ソリューションズのボーナスは年間で約6ヶ月分が支給された（2019年度）。

政府系金融や製造業のように「〇ヶ月分」に完全固定されているわけではなく、業績連動型かつ個人評価、所属部門の業績が問われる。どんな社員でも年度ごとに変動。

賞与の算定の際に考慮される項目は、基本給の金額＋歩合金額（個人実績、チーム実績、部の実績）。

とはいえ、例年も概ね6ヶ月分前後が支給。

成績があまり良くはない社員であっても、年間で基本給の5ヶ月分は最低でも支給されると思われる。評価の良い社員はここにプラスαで追加される感じ。

情報通信業界としては高い方で、日立グループの中でも高い基準。

勤続年数ごとの年収

日立ソリューションズの勤続年数ごとの年収の目安は下記の通り。

• 新卒採用3年目：400万円
• 5年目：500万円
• 7年目：550万円
• 10年目：700万円
• 15年目：800万円
• 20年目：1,000万円

新卒から入社している社員の場合、勤続年数別の年収ベースの金額はこのような感じになる。

世間一般の同じ年齢層と比較すると、全体的に年収は高め。

ただ、日立ソリューションズをはじめとする情報通信業界では実力主義で評価によって年収が大きく異なる。30歳前後までは概ね年功序列型だが、それ以降は同一の年齢でも、給料が高い社員と低い社員が混在し、製造業に比べると差は大きいと感じる。

一般的な日本企業のような「年功序列」の要素は、新卒採用にて入社後3～5年目までという印象。それ以降は出来具合によって同期でも差が出る。

年齢ごとの年収の目安

日立ソリューションズの年齢ごとの目安は下記の通り。いずれも最終学歴は大卒・院卒。

年齢別では、20代は400～600万円、30代は500～1,000万円、40代及び50代は700～1,500万円になるだろう。

職種・部門はSE、営業、管理部門などがあるが、給料体系に関してはそれぞれの違いはない。

したがって、全社員の給料体系の違いは特になく、仕事の評価、勤続年数、役職が高い・低いを左右する要素となる。

40歳以上になって管理職となれば、年収1,000万円を超える。

最終学歴（大卒・院卒）ごとの年収の差

日立ソリューションズの最終学歴ごとの平均年収について、院卒は800万円、大卒（学部卒）は700万円程度と推定。一般的な会社と同様に大学院卒の基本給の方が高く設定されていることが影響。

次に初任給について。院卒・大卒の違いはあるが、職種間では同一金額。

初任給は若干低め。一般的な大手企業であれば、大卒の初任給は20万円以上が主流。なお、地域手当はここには含まれない。大都市圏勤務であれば、上記に＋22,000円が追加される。

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