都営三田線の混雑率は!? 朝と夕方のラッシュの時間帯は?

都営三田線は比較的空いている地下鉄路線とされているが、混雑率は具体的にどれくらいのレベルなのか。朝と夕方のラッシュの時間帯において、具体的な乗車率と車内はどんな感じになるのか。




東京のビジネス街の中心部である大手町駅を目指して都営三田線を使う人が多い一方、住宅街が広がる板橋区へアクセスし、神奈川方面にも東急目黒線とも直通することでつながっている。

都営三田線の混雑率

地下鉄としてはかなり便利な路線であるのは確かだ。そんな割には、通勤通学の時間帯の混雑度は比較的緩やかな傾向にある。慢性的な輸送力の不足といった問題も都営三田線はまだ無縁といえるレベル。

駅間ごとの混雑のレベル

駅間 目黒方面 西高島平方面
西高島平~高島平 2 1
高島平~板橋区役所前 4 1
板橋区役所前~巣鴨 5 1
巣鴨~春日 5 2
春日~大手町 4 3
大手町~三田 3 4
三田~目黒 2 5

西高島平方面へ向かう電車よりも目黒方面へ向かう電車の混雑が目立つ。

中でもJR山手線の外側を走る区間において都営三田線の混み具合が激しいことが、上の表からわかる。

西高島平→巣鴨までの区間は都心部を走る地下鉄というよりも郊外とを結ぶ私鉄のような役割を果たしている。

実際、近年は都営三田線の沿線においてマンションや一戸建ての住宅開発が盛んに行われている。大手町などの東京のど真ん中へのアクセスが極めて良いため、住みたい街や沿線として注目されている。

三田線の混雑度はそんなわけで毎年増加傾向にある。土地や不動産価格も高騰しているが、人の流れも加速していることがわかる。

乗車率は最大で149%(西巣鴨~巣鴨)

国土交通省の調査で出された混雑率を示したデータによると、都営三田線の乗車率の最大値は149%と公表されている。その区間は西巣鴨駅~巣鴨駅である。

朝のラッシュの時間帯は、JR山手線の外側の住宅街に住む人々が都営三田線を利用して都心へ移動する。

7時台と8時台については都心部を目指す通勤客でいっぱいになるのは言うまでもない。最大乗車率を記録するのは7:30~8:30の間である。

そして、巣鴨駅にて山手線に乗り換える乗客が一定の数存在することから、最も混雑する区間は西巣鴨~巣鴨という結果になっている。

巣鴨駅以南については、座席が満席になるのは確かだが、他路線との乗り換え駅が多数あるということから乗客の入れ替えが激しい。

混雑率は北側と比べて低く比較的空いている。乗り換え駅を中心に降りていく人のところを狙って座席を確保できる可能性も高い。

東急目黒線からの直通列車の混雑は?

三田線のラッシュの時間帯

東急目黒線内からの直通電車についても、東急線内の混雑率は比較的高くて満員電車となっているものの、JR山手線との乗り換え駅である目黒駅にて多くが降りる。そのため、都営三田線内に入れば一気に空いてくる。

しかも、東急目黒線についても路線の距離が短く、あくまでも東横線のバイパス路線のような役割という位置づけとなっている事情もあり、ラッシュの時間帯であってもそれほど混まない。

都営三田線は運営媒体が東京都交通局で、同じく東京都心部を走る東京メトロ(旧営団地下鉄)とは運賃の料金体系が違い、利用者の多くから不便だと見られている。

これにより、都営三田線をあえて避ける人も一定数いるようだ。どうしても目黒駅でJRに乗り換えたり、東京メトロ南北線の方を利用する人が多数派になる。

大手町を目指す人が利用したい路線であるとはいえ、他の路線と比較すると混雑率は低くて、通勤客にとってもやさしいというレベルといえるのではないだろうか。



時間帯ごとの混雑

―(大手町駅にて調査)―
朝の時間帯 混雑レベル 夕方の時間帯 混雑レベル
6:30-7:00 2 16:00-17:00 2
7:00-7:30 4 17:00-18:00 4
7:30-8:00 5 18:00-18:30 5
8:00-8:30 5 18:30-19:00 5
8:30-9:00 4 19:00-20:00 4
9:00-9:30 4 20:00-21:00 3
9:30-10:00 3 21:00-22:00 3

朝のピークは7時半~8時半

都営三田線に限った話ではないが、朝ラッシュのピークを迎えるのは午前7:30~8:30までの約1時間である。

この時間帯に都心を象徴する駅である大手町駅に到着する電車が最も混雑が激しい。職場や学校へ向かう人々がちょうど集中する。

早朝で空いているのは6時台までと考えてよい。7時台に入る前ならまだ人の大きな流れが起きる前で、座れないとしても車内空間には余裕がある。

7時台と8時台は朝ラッシュの代表格と言える時間帯になり、確実に座れないと考えて電車に乗る必要がある。

朝ラッシュが緩和されるのは9時台になってから。日中の空いているオフピークがスタートするのは10時台から。

夕方は18時台がピーク

都営三田線の帰宅ラッシュになる夕方・夜の時間帯

一方の帰宅ラッシュとなる夕方から夜にかけての混雑のピークは18時~19時頃までである。

職場の多くが17時から18時までの間が終業時刻に設定されている。これに合わせて定時で帰宅する人々が電車に乗る時間帯が18時台になるわけだ。

都営三田線の場合、西高島平方面へ向かう北行の電車は比較的回転が良い。近距離利用者が多く、なにより都営三田線単独で直通先がないからだ。

一方の東急目黒線へ直通する日吉方面の電車はなかなか乗客の入れ替えが起きない。都営三田線内で座れなかったら、目黒線内もまず座れないと考えてよい。

夕方および夜の帰宅ラッシュが落ち着くのは20時頃以降になる。それまでは満員電車が続く。




都心までが近い

都営三田線のもう1つのメリットとして、沿線の駅から都心までの距離が短くて所要時間が短い点がある。

短時間で郊外の住宅地から大手町などの都心へアクセスできるのも都営三田線の注目するべきポイントだ。

始発駅である西高島平駅から大手町までの所要時間は36分が標準となっている。何時間も通勤に使う必要がないのは魅力的な利点だろう。

さらに、ほぼ全線が地下を走っていることもあり、天候などによる遅延が発生することが少ない。時刻表通りに列車がやってくる確率も高いのも長所といえる。

都営地下鉄ということで、東京メトロなどと比べると駅間距離は短い傾向にあるものの、それでも混雑率が低くて便利なのは確か。都営三田線の沿線に住むという選択肢にはかなりのメリットがあると考えられる。

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