ソニーの平均年収は約1,000万円！ 賞与は6.9ヶ月分

ソニーの平均年収は約1,000万円。ここ最近では、2019年度は1,057万円、2018年度は1,051万円、2017年度は1,014万円。

基本給、ボーナス支給額が他の大手企業と比べても多いことでも知られている。総合電機メーカーでは、業界上位勢ではトップ。

総合商社や金融業並みの給料体系。ただし、その分採用枠も少なく、入社するのは難しい。

公式の平均年収は1,057万円

ソニーの正社員・臨時従業員の平均年収は有価証券報告書にて公表されていて、2018年度では1,057万円という金額が出ている。

過去7年間ではいずれも800万円後半から1,050万円前後で推移。

これには基本給・賞与・各種手当（時間外手当・家族手当・通勤交通費など）などすべてが含まれている。

ボーナス

2019年度のソニーのボーナスは年間で平均6.9ヶ月分が支給された。

製造業では、特に勝ち組ともいえるレベル。6ヶ月分を超えれば世間でも有数の賞与が高い企業に入るが、ソニーは大きくその基準を超える。

この年度の場合、他の電機メーカー及ぶそれ以外の製造業の代表的な企業のボーナスは以下の通り。

• トヨタ自動車：6.7か月
• 日産自動車：5.7か月
• 本田技研工業：6.3か月
• 日立製作所：6.3ヶ月
• ソニー：6.9ヶ月
• パナソニック：5.0ヶ月
• 三菱電機：5.89ヶ月

上記の企業の中でも、ソニーは突出しているのがわかる。総合電機メーカーでは売上高首位の日立製作所をも超える。

自動車会社最大手で「世界のトヨタ」と呼ばれるトヨタ自動車も、賞与は年間6.7ヶ月分だった。

年収偏差値

ソニー株式会社の全社員の平均年収を偏差値にすると75が妥当ではないか。

給料水準は総合商社と同水準で、世間一般と比較して大幅に高い金額。

他社と比較して

平均年収に関しては、総合電機メーカー大手では首位に立つのがソニー。

全業種の中では、年収が高い企業は他にいくつも存在する。例えば、銀行・保険・証券などの金融業界、総合商社（三菱商事など）、資源インフラ系企業では1,000万円超に達するほど。

しかし、製造業でここまで年収が高い企業はかなり少ない。

総合電機メーカーではキーエンスの次に高い

• 日立製作所：8,943,244円
• ソニー：10,509,690円
• パナソニック：7,744,759円
• 三菱電機：8,169,232円
• 富士通：7,985,114円
• キヤノン：7,787,060円
• 東芝：9,150,895円
• 日本電気（NEC）：7,989,274円
• シャープ：7,592,000円
• キーエンス：21,106,666円

総合電機メーカーの代表的な企業の平均年収（18年度）は上記の通り。

流石に高給取りで有名なキーエンスの2,100万円には劣る。それでも、1,000万円に到達しているところはそれ以外ではない。

日立製作所、パナソニック、三菱電機、富士通、キャノン、NEC（日本電気）などには勝っている。

年齢ごとの年収の目安（総合職）

総合職の全部門の年齢ごとの推定年収。有価証券報告書に記載の通り、全体の平均年間給与は1,000万円程度と推定。

20代は500～800万円、30代は800～1,500万円、40代及び50代は1,000～2,000万円になるだろう。

大卒（学部卒）・院卒（修士課程修了）いずれも社内で最も給料体系が高い職種。

コースは大きく分けて文系が主流の事務系と理系限定の技術系があるが、給料体系はいずれも同じ。

最終学歴ごとの年収の差

ソニーでは大卒・院卒を採用。初任給は最終学歴によって差が見られる。

グローバル職の初任給は入社時点でも一般的な上場企業と比べても高い金額。

特に大学院卒の初任給が高め。学部卒と比べて4万5,000円の差がある。

年齢が上がれば上がるほど役職や評価での給料の差が出てくるが、初期の段階で高いのも事実。

上記では機械メーカー業界の平均年収および給料体系について解説。