古河電気工業の平均年収は700万円、賞与は4.65ヶ月分

古河電気工業（古河電工）の平均年収は約700万円。賞与は年間で4.65ヶ月分が支給（2019年度の実績）。ここ最近では、2019年度は721万円、2018年度は735万円、2017年度は739万円。

給料水準は基本給、ボーナス支給額が他の大手企業と若干高い水準ではあるが、上場企業の平均年収である約600万円とはそう変わらないのも事実。

非鉄金属メーカーの中では並みレベル。高くも低くもない。ただ、有名な電機メーカーや自動車メーカー、工作機械・重工業各社と比較すると少なめ。

公式の平均年収は721万円

古河電気工業の従業員の平均年収は有価証券報告書にて公表されていて、2019年度では721万円という金額が出ている。

過去7年間ではいずれも650万円から750万円の範囲で推移。近年は下落傾向となっている。

これには基本給・賞与・各種手当（時間外手当、出張手当、家族・扶養手当）などすべてが含まれている。

家族・扶養手当では：配偶者は月1万7300円、子ども一人：月6600円が支給される。

ボーナスは4.65ヶ月分

古河電気工業の賞与は年間4.65ヶ月分（固定）

2019年度の古河電気工業のボーナスは年間で平均4.65ヶ月分が支給された。

例年も4.0～5.0ヶ月分で推移する。各年度の会社業績で変動し、さらに個人評価によって若干0.5ヵ月分ほど上下するものの、平均的には毎年4.5ヶ月分前後が相場。

製造業大手の中では平均的な水準。電機メーカーや自動車メーカーだと5～6ヶ月分以上が支給されるため、それに比べるとやや低い。

例えば、三菱電機では5.89ヶ月、トヨタ自動車では6.7ヶ月が支給。

とはいえ、上場企業としてはまだまだ高め。あくまでも有名な製造業と比較した場合に低いという程度にとどまる。

金額的な目安では、30歳では年間で賞与は120万円ほどが支給される。

勤続年数ごとの年収

古河電気工業の勤続年数ごとの年収の目安は下記の通り。

• 新卒採用3年目：400万円
• 5年目：450万円
• 7年目：500万円
• 10年目：650万円
• 15年目：700万円
• 20年目：800万円

特に勤務状況が良くも悪くもない一般的な社員の場合、勤続年数別の年収ベースの金額はこのような感じになる。

全体的な傾向として、古河グループの中核会社であることを考えると給料水準は低め。富士通、富士電機などと比べても年収ベースの金額は低い。

なお、35歳前後までは成績に関係なく年功序列型で一律に昇進していく感じ。それ以降は仕事の出来具合によって左右される。

年齢ごとの年収の目安

古河電気工業では、大卒・院卒向けの総合職と製造現場が中心の高卒向けの職種がある。

それぞれ選考は別々に実施されるが、給料体系も異なる。

昇進のスピードや業務内容が異なり、その結果として年収も大きく異なる。

総合職（大卒・院卒）

古河電気工業の大卒・院卒を対象とした総合職の年齢ごとの推定年収は平均で750万円と推定。

年齢別では、20代のうちは年収が300～700万円、30代は500～900万円、40代は700～1,000万円、50代は800～1,200万円が相場。

技術系、事務系それぞれの職種ごとの違いはなく、基本的に給料体系は同じ。

年齢別では、20代は400～600万円、30代は600～800万円、40代及び50代は1,000～2,000万円になるだろう。

配属部門や役職によってもレンジ幅は異なるものの、全体像でみた平均的な金額は上記の範囲に入るだろう。

製造現場（高卒）

高卒が主流の製造現場の平均年収は600万円と推定。年齢別年収の目安は下記の通り。

古河電気工業の高卒の初任給は160,000円だが、入社後との年収も大卒などよりは低めになる。

総合職との違いは基本的に現場系の仕事内容が多い点。昇進のスピードは比較すると遅い。ゆえに同じ正社員という形でも平均年収は低め。

20代で300～450万円、30代で450～700万円、40代で600～800万円台、50代で700～900万円が平均的な社員の年収。

世の中全体としては決して低い給料水準ではなく、大手企業としても「並み」と表現可能。

初任給

古河電気工業の最終学歴によって差が見られる。

年齢が上がれば上がるほど役職や評価での給料の差が出てくるが、初期の段階で高いのも事実。

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