JR横須賀線のひどい混雑、どこの区間で乗車率が高くなる?

横須賀線の朝ラッシュ

JR横須賀線の朝ラッシュの混雑については、首都圏の中では激しいほうに部類される。最も乗車率が高くなるのは武蔵小杉~品川間の区間である。混雑率は190%前後になると公表されている。




朝ラッシュの時間帯となる7:30~8:30は上りが、18時以降の夕方の帰宅ラッシュでは下りがひどい満員電車となる。

東海道線の各駅停車の役割を果たす横浜~大船間についても、特に上りは保土ヶ谷~横浜の区間が混雑する。

そして、単独区間となる大船駅以南の三浦半島を走る部分においても、大船駅で降りる人が多いものの混雑することには変わりない。

時間帯別の混雑レベル

時間帯 混雑度 時間帯 混雑度
6:00-6:30 3 8:30-9:00 5
6:30-7:00 4 9:00-9:30 4
7:00-7:30 4 9:30-10:00 3
7:30-8:00 5 10:00-10:30 2
8:00-8:30 5 10:30-11:00 2

横須賀線の混雑レベルについては、最も混雑する武蔵小杉駅の時点だと、朝ラッシュの時間帯別の混み具合は上のような形になる。

6時台まだ比較的すいていて、車内空間には余裕がみられる。7時台に入ると本格的に朝ラッシュのピークへと向かっていく。

7時半になると混雑のピークを迎える。7:30~9:00までは横須賀線の上りの電車はすべて満員状態になっている。8時台は特に例外なく混みあう。

東急東横線・目黒線と比べて本数が少ないこともあって、横須賀線の朝ラッシュの混雑率はかなり悪い。

区間別の混雑状況

<午前7、8時台の混み具合>
上り 下り
久里浜~鎌倉
鎌倉~大船 ★★★★ ★★
大船~戸塚 ★★★ ★★
戸塚~横浜 ★★★★ ★★★
横浜~武蔵小杉 ★★★★★ ★★★★
武蔵小杉~品川 ★★★★★ ★★★★
品川~新橋 ★★★ ★★
新橋~東京 ★★★ ★★

横須賀線の区間別での混雑のレベルはこのようになる。

武蔵小杉→品川は最強レベルの混雑

上りの場合は横浜から品川にかけてが最も混雑する。中でも武蔵小杉駅からの混雑はかなりひどいレベルになる。

南武線からの乗り換え客が殺到し、さらに周辺は人口が急増しているという社会的な背景から、武蔵小杉→品川の乗車率は200%近くに達することで有名である。

品川駅に到着すると、山手線や京浜東北線に乗り換える人が降りていくことから混雑が結構和らぐ。

品川駅から先では新橋、東京と停車駅を重ねていくにつれて空いてくる。武蔵小杉駅が最大の山場である。

大混雑の朝の横須賀線

大混雑の朝ラッシュの武蔵小杉駅
出典:www.youtube.com/watch?v=hiogfmB_zqU

下りも横浜まで混雑

下りも武蔵小杉駅の前後が最も混雑する区間となっている。ただし、このレベルは上りと比べれば小さい。

横浜駅を過ぎれば基本的には高い乗車率にはならない。本当に混むのはダイヤの乱れが発生している時などの異常時に限られる。

ただし、夕方の帰宅ラッシュは酷い。朝と同じく超満員電車となって、乗車率も200%にはならないまでも、圧迫感があるくらいの激しさには達する。

横須賀線の帰宅ラッシュの混雑状況! 夕方・夜の混み具合を調査

普通車はラッシュで大混雑となる

混雑する横須賀線

横須賀線はJR東海道線、京浜東北線、さらには東急、京急とも並行して走る部分が多い。

全線を通して並行して走る路線が豊富にあるという性質を持っているが、それでも利用者数が少なくは決してない。

グリーン車に関しては、横須賀線においても4号車と5号車がこれに該当する車両となっている。

2階席は混雑しやすい。その一方で、1階席は空席が多い傾向。上野東京ラインや湘南新宿ラインよりも全体的に空いていて、完全な満席になることは滅多にない。

ただし、普通車はかなりの混雑になる。朝の通勤ラッシュとなれば、すし詰め状態となる超満員電車になるのは避けられない。



武蔵小杉駅から都心へのアクセスとして混雑

近年注目を集めている場所の1つとなっているのが神奈川県川崎市の武蔵小杉である。タワーマンションをはじめとする住宅街から企業のオフィス、商業施設までが立ち並ぶ地区だが、武蔵小杉駅の乗降客数は非常に多い。

ここと都心を結ぶ路線として、横須賀線は非常に重要な役割を果たしている。武蔵小杉駅には南武線や東急東横線・目黒線も乗り入れている。

東京駅・品川駅方面へ行く電車は横須賀線のみとなっている。東急各線は渋谷、新宿または目黒方面ということで、横須賀線とは別のエリアへ向かう。

ただし、いずれの路線も横須賀線と同じように激しい混雑になっている。朝ラッシュはどこも超満員になり、ホーム上にいる人全員が乗り切らずに積み残しが出ることもときときある。

【路線別】武蔵小杉駅の混雑のレベル! 朝と夕方のラッシュの実態を調査

東急東横線や目黒線は各駅停車はそれほど混雑しないが、特急(通勤特急含む)や急行になると超満員になり、横須賀線と同じく乗車率200%近くにまでなる。

横須賀線と東急東横線

また、新宿駅へのアクセスについても横須賀線と線路を共有する湘南新宿ラインの方が東急東横線+東京メトロ副都心線を使うよりも便利である。しかも、横浜駅に行く場合でも、横須賀線なら2駅で着くため非常に便利といえる。

かつて、横須賀線には武蔵小杉駅は存在しなかった。ホームが新設されたのは2010年3月13日のことであるため、かなり歴史は浅い。

そして、横須賀線にも武蔵小杉駅が誕生したことにより、通勤ラッシュはますます激しいものとなった。

乗車率については、武蔵小杉~西大井間では180%近くに達するといわれている。車内でスマホの操作ができない部分もあるというレベルだ。



回転率が高い横須賀線

横須賀線の場合、長距離に渡って電車に乗り続ける人はあまり多くはない。長時間乗車するというよりも短時間ですぐに下車するケースが多く見られる。

路線を見ると、東京~横浜間では東海道線の方が所要時間は早い。横須賀線は武蔵小杉駅を経由するため遠回りのルートとなっている。

そのため、京浜間の移動では東海道線を使う人が多数派となっている。朝のラッシュの時間帯でも、所要時間で横須賀線は不利な立ち位置となっていることには変わりない。

横須賀線

横浜~大船間は小さな駅に止まる電車という位置づけになっている。

東海道線の場合は、この区間では戸塚駅に止まるだけであるが、横須賀線はさらに東戸塚・保土ヶ谷の2駅にも停車する。速達性の面では劣っている。

大船~久里浜間は単独で走る。上り電車の場合、最初にまとまった数の乗客が降りていくのは大船駅となる。

そして、横浜駅、武蔵小杉駅で大量の乗客の入れ替えが起きる。停車駅が多いということで、都心部まで連続して乗っていく人はあまり見かけない。

そのため、横須賀線はかなり回転率が高い路線であるのがわかる。つまり、もし横須賀線1本で都心へ向かうのであれば、鎌倉や逗子方面から乗れば途中駅で座れる可能性が高い。

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