常磐線快速の混雑率は最大164%!? その時間帯はいつ頃?

混雑する常磐線快速

JR常磐線快速の混雑率はどれくらいになっているのか。複々線になっているために停車駅が少なく設定されているが、朝のラッシュの時間帯の中でもいつ頃が最も激しくなるのか。

近年は上野東京ラインの開業によって再び利用者が増加傾向にある路線でもある。常磐線の列車は交直流電車を使っているケースが多いため、すべて品川止まりとなっているものの、それでも乗車率は高い傾向にある。


時間帯ごとの混み具合

<北千住駅にて調査>
時間帯 混雑度 時間帯 混雑度
6:00-6:30 2 8:30-9:00 5
6:30-7:00 3 9:00-9:30 4
7:00-7:30 4 9:30-10:00 3
7:30-8:00 5 10:00-10:30 3
8:00-8:30 5 10:30-11:00 3

平日の朝ラッシュの時間帯ごとの混雑を調査してみたところ、結果は上のようになった。

8時頃がピークに

常磐線快速だと午前8時頃に北千住駅に到着する上り電車が最も混雑する。1日の中でも一番混み合う時であり、車内は超満員電車となる。

朝の通勤ラッシュそのものは7時頃から本格的に始まる。そして、9時頃までは満員の状態が続く。

<混雑の目安>

  • ドア付近だと隣りの人と接することも
  • リュックは背負って乗れないレベル
  • スマホの操作はドア付近だと困難なことも

7時台と8時台では、ドア付近に立つとほかの人と体の一部が接するかしないかのギリギリの境目となる。

車内奥ならまだ空間に余裕があるものの、リュックは肩から降ろさないといけないほどの混み具合になる。

スマホの操作は比較的余裕でできるだろう。しかし、ドア付近に立っている場合だとスマホをいじることすら難しい場合もよくある。

中での柏駅以南ではこれくらいの混み具合に発展するため、ドア付近だとスマホ・新聞の閲覧が困難になると思ってもよいだろう。

6時台と9時以降の混み具合

空いている常磐線快速

9時以降になると次第に朝の大移動は解消される。混雑が徐々に緩和されていき、10時台に突入すると座れる人の割合が大きくなってくる。

早朝である6時台に関しては、東京都内のエリアではまだ人々の移動がスタートしていない。座れない人もすでにいるのは確かだが、まだコアタイムというレベルにはならない。

首都圏のJRで都心から放射状に延びる路線としては、常磐線は混雑が激しい方に入る。

区間ごとの混雑

区間ごとの常磐線の混雑状況について。

上りは朝の8時頃、下りは夕方の18時頃に北千住駅を発着する電車が最も混み合う。

朝の時間帯で混み具合を観察すると、区間毎のレベルを★印5段階で示すと以下のようになる。

>>上野東京ラインの混雑状況とは!? 朝ラッシュの時間帯の乗車率

上野~品川間は上野東京ラインにて解説。

上り(上野方面行)

上り列車の区間ごとの混雑状況
区間 混み具合
水戸 ★
赤塚 ★
内原 ★
友部 ★
岩間 ★
羽島 ★★
石岡 ★★
高浜 ★★
神立 ★★
土浦 ★★
荒川沖 ★★
ひたち野うしく ★★
牛久 ★★★
龍ケ崎市 ★★★
藤代 ★★★★
取手 ★★★
天王台 ★★★
我孫子 ★★★★
柏 ★★★★★
松戸 ★★★★★
北千住 ★★★★
南千住 ★★★★
三河島 ★★★★
日暮里 ★★★

各段階ごとの混雑率の目安
★★★★★:150%以上(乗客同士が押し合う、スマホ操作不可)
★★★★:120%(ドア付近で荷物が他人に接する)
★★★:100%(車内奥まで満員、リュック背負い不可)
★★:80%(ドア付近を中心に立ち客あり)
★:50%(全員着席可能)

常磐線快速という点では同じでも、上野行の電車、そこから先の東京駅や品川駅を経て東海道線へ乗り入れる上野東京ラインがある。

ただし、取手→北千住の部分はどの列車も例外なく混雑が激しく、行き先による違いは小さい。

最混雑区間は松戸→北千住。

北千住駅では大量の降車客が出る。千代田線や日比谷線へ乗り換える人が多く、ここが1つの中核駅といえる。

下り(土浦・水戸方面行)

下り列車の区間ごとの混雑状況
区間 混み具合
上野 ★
日暮里 ★
三河島 ★
南千住 ★
北千住 ★★
松戸 ★★
柏 ★
我孫子 ★
天王台 ★
取手 ★
藤代 ★
龍ケ崎市 ★
牛久 ★
ひたち野うしく ★
荒川沖 ★
土浦 ★
神立 ★
高浜 ★
石岡 ★
羽島 ★
岩間 ★
友部 ★
内原 ★
赤塚 ★

各段階ごとの混雑率の目安
★★★★★:150%以上(乗客同士が押し合う、スマホ操作不可)
★★★★:120%(ドア付近で荷物が他人に接する)
★★★:100%(車内奥まで満員、リュック背負い不可)
★★:80%(ドア付近を中心に立ち客あり)
★:50%(全員着席可能)

朝の下り列車の混雑はかなり空いている。

日暮里駅と北千住駅からはやや乗客が乗ってくるものの、それでも座れる人の方が多い。

上りとは対照的。

北千住→松戸または柏の区間では全員が座れるほどではないものの、これ以降は混雑が解消する。

混雑率は最大で164%!

混雑する常磐線快速

国土交通省が毎年公表している首都圏の鉄道路線の混雑率の調査によると、JR常磐線快速は最大で164%に達するとされている。

これは、人と人がギリギリ接しない程度というレベルだ。ドア付近でも人と人が接するほどにはならない。

直ちに改善が求められるほどの混雑率ではないものの、乗客にとっては決して快適であるとは言い難い。通勤通学のラッシュの時間帯はかなり混み合う路線と判断できるのは間違いない。

<参考元:国土交通省の混雑率等の統計情報、鉄道輸送の現状-乗車人員・混雑率(千葉県)>

松戸→北千住が最混雑区間

最も乗車率が高いのは松戸~北千住の区間。ここで朝の7:45~8:15の時間帯において164%という数値に達すると考えられる。

松戸駅は新京成電鉄が走っているものの、常磐線の上り電車から降りる人よりも乗ってくる人の方が多い。

北千住駅は複数の路線が乗り入れる大きな乗り換え駅という地位を確立している。JR常磐線に加えて、東京メトロ日比谷線、千代田線、東武スカイツリーライン、つくばエクスプレスが通っている。

そんな事情から、北千住駅にて上り電車から降りる人の方が多い。常磐線の快速のほとんどは上野駅止まりとなっている。これを嫌がる乗客が一定数いるのは確か。

北千住→上野・東京のように都心側については利用者は少なくはないものの、地下鉄などを使って都心部へ行く人も多いということから、混雑率はそれほど高くはない。

これにより、常磐線快速において最も混雑率が高いのは松戸ー北千住の区間になっているわけである。

E531系で運転される電車は特に混む!

同じ常磐線快速であっても2種類の車両が走っている。E531系とE231系である。

前者は交直流電車であるため、交流区間となっている取手以北にも乗り入れている。後者は直流限定の車両であるため、すべて取手駅にて折り返す。

常磐線

E531系の場合、始発駅は土浦・勝田・水戸となっている。取手や我孫子始発のダイヤはない。

そのため、遠方からの乗客が多く乗っているということになる。当然ながら、乗車率も高い。

一方のE231系で運転される列車は取手もしくは我孫子を始発駅としているため、乗車率はE531系で運転される列車よりも低い。

混雑度も遠距離から来る電車よりも緩やかであるわけだ。

もし取手駅以南から上り電車に乗るのであれば、E531系は避けてE231系の列車を狙って乗車するのが良いかもしれない。

満員電車を少しでも避けたい人にはおすすめのコツといえるのではないか。

他の路線の混雑状況

接続駅 路線
我孫子 成田線
柏 東武アーバンパークライン
松戸 新京成電鉄線
北千住 日比谷線、千代田線、東武スカイツリーライン、つくばエクスプレス
日暮里 山手線、京浜東北線、日暮里舎人ライナー
上野 宇都宮線、高崎線、京成本線
<上野東京ライン直通>
東京 横須賀線、中央線快速、京葉線、総武線快速

丸ノ内線、半蔵門線、東西線(大手町駅)

新橋 銀座線、都営浅草線、ゆりかもめ
品川 山手線、京浜東北線、東海道線(熱海方面)、横須賀線

<参考元:国土交通省の混雑率等の統計情報>


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東京メトロ 銀座線、丸ノ内線、日比谷線、東西線、千代田線、有楽町線、半蔵門線、南北線、副都心線
都営地下鉄 浅草線、新宿線、三田線、大江戸線、日暮里舎人ライナー
京浜急行電鉄 京急本線
相模鉄道 相鉄本線、相鉄・JR直通線
東急電鉄 東横線、(みなとみらい線)、田園都市線、目黒線、大井町線、池上線
小田急電鉄 小田原線、江ノ島線
京王電鉄 京王線、井の頭線、相模原線
西武鉄道 新宿線、池袋線
東武鉄道 東上線、スカイツリーライン、アーバンパークライン
京成電鉄 京成本線、押上線
横浜市営地下鉄 ブルーライン、グリーンライン
その他 つくばエクスプレス、東葉高速鉄道、北総鉄道、新京成線、埼玉高速鉄道、東京モノレール、ゆりかもめ、湘南モノレール、江ノ島電鉄線

混雑の目安については『【レベル別】鉄道の混雑率の目安! 数値ごとの体感』にて解説。