MHIパワーエンジニアリングの平均年収は約750万円と推定。賞与は約5.5ヶ月分が支給。各年度によって詳細の基準は異なるが、組合員は基準内賃金に対して一律に支給されるパターンではなく、ある程度個人評価が加味される。
年齢別では、特に総合職では40代後半では年収1,000万円台に突入する社員が多めになる。ただし、管理職ではない社員となると40歳以上でも800万円程度が上限となるだろう。
平均年収は750万円前後と算出
MHIパワーエンジニアリングでは給与に関する資料は公開されていない。そのため、ここでの年収は推定値ではある。
それでも全従業員で換算すると低く見積もっても、平均年収は750万円前後になる。世間一般の大手企業と比較してもやや高い金額なのは確か。
これには基本給・賞与・各種手当（地域手当、休日勤務手当、出張手当、時間外手当）などすべてが含まれている。
三菱重工グループであるものの、親会社の「三菱重工業」に比べると年収ベースではやや低いと想定される。
ボーナスは5.5ヶ月分
MHIパワーエンジニアリングの賞与年間5.5ヶ月分
MHIパワーエンジニアリングのボーナスは年間で約5.7ヶ月分が支給された（2019年度）。
自動車関連メーカーなどの製造業のように「〇ヶ月分」に完全固定されているわけではない。業績では多少変動するものの、個人評価も問われる。上司からの評価が高い社員は6.0ヶ月分程度まで支給される。
一方、成績が低い社員でも余程のことがない限りは5.5ヶ月分が支給。大幅な減額は基本的にない。
例年も平均値は概ね5.0ヶ月分以上は支給されている。
製造業としては高い方に分類される。関連企業の日立製作所は6.3ヶ月、三菱重工業は5.8ヶ月分だったものの、一般的な上場企業よりは高いのは確実。
勤続年数ごとの年収
MHIパワーエンジニアリングの勤続年数ごとの年収の目安は下記の通り。
- 新卒採用3年目：400万円
- 5年目：500万円
- 7年目：550万円
- 10年目：700万円
- 15年目：800万円
- 20年目：1,000万円
新卒から入社している社員の場合、勤続年数別の年収ベースの金額はこのような感じになる。40歳程度までは基本的に年功序列の傾向。
世間一般の同じ年齢層と比較すると、全体的に年収は高め。
昇給はSからFの7段階評価で各社員のベースアップ分が算定されるが、他の製造業と同じように、個人の成績はあまり反映されていないという印象。
年齢ごとの年収の目安
MHIパワーエンジニアリングの年齢ごとの年収は下記が目安。
| 年齢 | 年収 | 月収（基本給） | 賞与 |
|---|---|---|---|
| 20-24歳 | 300-400万円 | 25-30万円 | 40-85万円 |
| 25-29歳 | 350-550万円 | 25-40万円 | 50-80万円 |
| 30-34歳 | 500-700万円 | 30-50万円 | 70-100万円 |
| 35-39歳 | 600-800万円 | 35-55万円 | 80-150万円 |
| 40-44歳 | 700-900万円 | 40-60万円 | 100-150万円 |
| 45-49歳 | 700-1,000万円 | 40-60万円 | 100-200万円 |
| 50-54歳 | 800-1,200万円 | 45-60万円 | 150-250万円 |
| 55-59歳 | 800-1,000万円 | 40-65万円 | 120-250万円 |
年齢別では、20代のうちは年収が300～550万円、30代は500～900万円、40代は700～1,000万円、50代は800～1,200万円が相場。
事務系・技術系それぞれの職種ごとの違いはなく、基本的に給料体系は同じ。
配属部門や役職によってもレンジ幅は異なるものの、各年齢層ごとの平均的な金額は上記の範囲に入るだろう。
最終学歴（大卒・院卒）ごとの年収の差
MHIパワーエンジニアリングの最終学歴ごとの平均年収について、院卒は700万円、大卒（学部卒）は650万円程度と推定。一般的な会社と同様に大学院卒の基本給の方が高く設定されていることが影響。
次に初任給について。院卒・大卒の違いはあるが、職種間では同一金額。
MHIパワーエンジニアリングの初任給
- 院卒（修士了）：223,850円
- 大卒（学部卒）：206,850円
- 高専卒：191,850円
出典：マイナビ2022「MHIパワーエンジニアリング（株）」
初任給は一般的な上場企業と同じ程度の水準。
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| （グループ傘下） | 日立グループ |
上記では機械メーカー業界の平均年収および給料体系について解説。